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キャンプ記

【山梨県】一の瀬高原キャンプ場【ソロキャンプ記ブログ】

キャンプ記

こんにちは、石崎です。

2023年月8月。

山梨県は甲州市にある一の瀬高原キャンプ場で1泊2日のソロキャンプを満喫してきました。

このブログでは初めてのキャンプ場なので、簡単な紹介を含めて書いていこうと思います。

(第一テント場を利用した視点からの紹介)

1日目

出発

青梅から奥多摩方面へ向かって411号線を走っていると、川井キャンプ場氷川キャンプ場など、YouTube動画で見たことがある名前が出てきてテンション爆上がり。

そして奥多摩湖を抜け、たくさんのトンネルをくぐり抜けるたびにひしひしと感じる山に来た感。

目的地にだいぶ近づいたところで、道の駅たばやまにてひと休憩。

鹿バーガーが気になったものの手は出さず、地ビールと木のテーブル?をゲット。

キャンプ場手前、約4.7キロ辺りから林道に入るらしく、再度地図を確認して要チェック。

登り坂の急カーブになってる中間あたりで林道に入ると、車1台分くらいの道の狭さ。

対向車が来ない事を祈るばかり。

途中、こんな場所↑で写真をパチリ。

道が進むにつれ、車のすれ違いポイントも多くなり、少しだけ道幅も広くなってきました。

対向車が来てほしくないのは、林道に入りたての数キロくらいだと感じましたよ。

キャンプ場の看板が見えたところで左折。

ですが、ここからもうちょっとだけ走ります。

この先、車1台分しか通れず、最後の「対向車来ないでくれ」ポイントが。

途中、橋のあたりでなんとかすれ違えるかな?とは思いました。

到着

駐車場に到着です。

受付で貰った地図を見ると、入口から左手が駐車場で右手が広場と書かれていますが、聞いたところどちらに駐車してもいいそうです。

駐車場から急な坂を下ると受付に着きました。

このキャンプ場は、一ノ瀬なのか一の瀬なのか一之瀬なのか、分かりません。

先ほどの看板には、一の瀬と書かれていましたが、ここには一之瀬と。

キャンプ終わってから感じた事は、「まあ、そんな細かい事にすんなよ」と思ってしまうワイルドなキャンプ場でしたよ。

ドアに貼られたホワイトボードを発見。

「ええっ!PM0:00~1:00まで昼休みだとっ!?」

現在、PM0:20。

どうしたものか・・・・

重いバックパックとテントを片手にまた急な登り坂を歩いて車で1:00まで待つのか。

仕方なく登り坂の途中まで歩いたところで、電話をしてみるかと閃いた。

トゥルルルル。

「到着したんですが、この時間から受付できますか?」

「はい、お待ちしております」

足取り軽くまた坂を下り、先ほどの受付ドアを開けたらこんな世界が。

開けたら管理人の女性が対応してくださり、名前を言って予約した内容と照らし合わせ。

大人一人1,000円

車一台500円

アーリーチェックイン代は一人500円と車一台500円の計1,000円プラスです

今回アーリーチェックインをした私は合計2,500円でした。

通常のチェックイン時間は14時から

チェックアウト時間は11時まで

アーリーチェックインをすると9時からチェックイン可能で、チェックアウトも17時まで伸びます(連休中は14時まで)

※ 2023年8月現在

2,500円を管理人さんに見せた後、目の前のボックスに投入。

説明を受け、「直火可能ですが直火の跡がある場所でのみOKです」との事でした。

そして場内マップをもらい、まるで気分はRPGでニューゲームをスタートしたかのよう。

場内紹介

私のキャンプは置いといて、まずは場内紹介を先にします。

トイレ

受付管理棟の目の前にあるトイレ。

水場も見えますね。

ぼっとん便所の上に洋式便器が置かれたタイプです。

今回、私が利用した第一テント場にあるトイレ。

こちらも、ぼっとん便所に洋式便器が置かれたタイプです。

私が見たタイミングでは、トイレットペーパーは無くなっていました。

水場

湧き水です。沸騰させて使ってくださいとの事です。

今回、私は飲み水を持参したのでコチラの水は使いませんでした。

ゴミについて

ゴミは完全に持ち帰りです。

灰捨て缶も無かったので、灰も全て持ち帰りのようですね。

ただ、直火跡がある場所でのみ、灰はそのままでもOKなようでした。

荷物移動の為の台車

立派な台車で荷物を運ぶことができます。

第一テント場や第三テント場は高低差がある場所にあるので、台車を使ったとしてもなかなか大変そうです。

設営場所探し

まずは、地図で見ると管理棟の左手にあるサワグルミテント場から見てみます。

管理棟前のトイレも比較的近く、人気の場所との事。

3組くらいでソログルキャンプするのにちょうど良さそうな広さです。

右手には沢が流れていて、音に癒されます。

先ほどの画像から更に奥へ進むとコチラの場所に到着。

この壁?が何とも言えない雰囲気を醸し出してました。

先ほどの画像の左側にははなれ小島と言って、沢を渡って設営できるスペースがあります。

重い荷物を持って渡るのはなかなかな怖さがありますが、沢自体は浅いです。

坂を登って第二テント場の方へ向かい、第三テント場への橋が見えてきた辺りで左折してみました。

一番最初に気に入った所がここです。

右手にはベンチとしても使えそうな倒木と直火の跡が見えますね。

苔石の奥のスペースが最高に落ち着きそうでした。

特に気に入った所はここです。

ただ、この先にもまだ行けるので、通路を確保した設営をしないとかなと思いました。

正直ここに決めちゃおうかなとも思いましたが、まだ見ぬ第一テント場も確認したかったので、重い荷物で肩が痛い中、もうひと踏ん張り。

一度、管理棟まで戻り、そこから下へ下へと下っていきます。

第一テント場です。

両側を沢が流れ、その沢が1つに合流するところが第一テント場の最奥となります。

綺麗な苔や植物を見ながら真っすぐ進むと、ここに到着。

地面がわりと平らになっており、直火跡も見える。

「ここ、いいな」

せっかくだから最奥も見ておこうとチェック。

ここにも直火跡があり、「ここもいいなあ」

沢側から撮ってみました。

第一テント場で最初に良いと思った場所に戻り、まだ少し悩みながらも荷物を降ろしました。

まだあの橋の近くも気になる。

けどもう汗だくだし、肩が痛いしで気力が出ない。

「よし、今回はここをキャンプ地とする!」

設営

地面にはわりと石が埋まっていて、ペグがなかなか刺さっていかない箇所も。

今回もバンドックのソロベースEXで楽しみます。

このテントの重みを左腕に感じながらここまで歩いていましたよ。

設営完了後、少ししてから地ビールと氷を取りに車に戻りました。

ついでに受付で薪を1,000円で購入。

まったりタイム

乾杯

「乾杯!」

車はもう運転できません、覚悟の一杯です。

汗だくな中。ゴクゴクが止まりません。

350mlなこともあって、もう飲み干してしまった。

辛口な感じで美味しいビール。

ちょっと高かったけどね。

設営し、乾杯し、少し休んだら必ずする事と言えば、上を見上げる事。

この日は木々が多くて、空がすっぽり開いた穴みたいに見える。

あの場所から、まるでドラクエ6の夢の世界から落ちてきたみたいだ。

(ネタが分からなかったらすみません)

ブログだと音と流れが伝わらなくて残念。

ちょっと水を触ってみたらとても冷たい。

そして透き通ってて綺麗。

こんなに苔に注目したキャンプは初めて。

どの場所でも苔がとても綺麗。

日光の東照宮だったかな、あそこに行った時も苔が綺麗だなと感じたなあ。

沢の幅が広いこの場所からテントを眺める。

平日に来た事もあって、この日は第一テント場には自分だけ。

ちょっと怖さもあるけど、ノビノビと自然の中を歩けて気持ちがいい。

そういえばですが、釣りを楽しんでる人がいましたよ。

調べたら、時期は限られますが釣りができるようですね。

遊漁券を購入する必要があります。

ヤマメやイワナが生息してるとの事です。

薪割りからの焚き火

買ってきた薪を斧で薪割り。

広葉樹と書かれていたけど、思ってたよりサクサク割れた。

怪我が一番怖いから、安全第一よ。

會津いろり山キャンプ場以来の直火焚き火。

小さい火から少しずつ大きく育てる。

欲張って、焦って、つい大きな薪をいきなり投入したくなる私の悪い癖。

「急がば回れ」とはこのためにある言葉だったのか!?

夜の部スタート

少し辺りも暗くなってきたところでオイルランタンに灯を。

夜の部スタートです。

それぞれの時間帯で、近くの沢や景色を確認したくなってウロウロ。

すっかりこの辺りの自称警備員と化。

異常を確認するのではなくて、綺麗さを確認ね。

すっかり真っ暗になったこの頃。

昼と変わらないのは沢から聞こえてくる音だけ。

この音だけが一人ぼっちの怖さをやわらげてる気もする。

夕飯

直火でこれがやりたくて、わざわざ激重な鉄板をバックパックに忍ばせてきた。

昼のうちにせっかく持ってきた玉ねぎとか切っておけば良かったかな。

この時間になったら、なんだかやる気がなくなってしまった。

そして絶対これで食べたいと思ってた宮のタレを忘れてきた事に気づき、急遽辛口ほりにしをフリフリ。

とりあえず今回は肉のみで満足しました。

ビールの後、ウイスキーと炭酸水と食料をUS軍のランドリーバッグに詰めて車から持ってきた。

あらかじめ氷はここに持ってきてたので、それでハイボールを。

テントから車までの往復、想像してたより距離はなかったけど、なんせ高低差が凄いから疲れる。

真っ暗だからライト必須。

お酒を飲みながら時間も過ぎていき、焚き火に勢いを出そうと薪を多く投入。

この日は4時に起きたのに全く眠くならず。

沢の音が大きく鳴ってて心を震わせているのかな。

就寝

この日の焚き火のベストショットが撮れたと思った所で薪を使い切り。

あとは燃え尽きるまでチビチビと飲む。

このチビチビとってのが、この時間からはポイントだと知った寝落ち常習犯の自分。

ここ最近のキャンプではかなり遅くまで起きてた方かな。

眠くないし、周りに誰もいないからちょっと夜更かし。

そして就寝です。

2日目

5時頃に目が覚めるも二度寝、三度寝。

なんか寒いと思ったら、気温が16度。

沢の音は大きいけれど、邪魔にならずに心地よく眠れる。

起床~朝食

いつまでも寝ていたかったけど、腹痛で起きざるを得なかった。

近くのトイレに行ったら紙がない。

持ってきたトイレットペーパーは車の中だ。

くっそ、油断した。

仕方なく、早歩きで管理棟近くのトイレへ向かう。

道中、自分を励ます。

到着し、真っ先に確認、「紙がある!」

トイレからの帰り道、こんな写真を撮る余裕が。

X(Twitter)で「予備のペーパー持っていく」みたいな事言ってたのにこのザマよ。

間に合ってよかった。

朝食にあんぱんを。

クーラーボックスは車内にあるので、なるべく冷蔵しなくても持ちそうな物を朝食として買ってきた。

こしあんの滑らかなしっとり感が美味しい。

撤収開始

食後少しゆったりした後、後から追加で持ってきたこれらを先に車に持ち帰る。

駐車場を見たら、車が5台くらい停まってたかな。

陽がまた昇り、光が射しこんできた。

朝の水は一段と冷たく感じたよ。

撤収完了!

あとは車内のダッシュボードに置いた紙を受付前のボックスに戻せばチェックアウトです。

ここには一ノ瀬と書いてある。

これで今回のキャンプは終了しました。

そしてこのキャンプ記もこれで終わりとなります。

自分の中では今までで一番野営感があった場所でした。

今回以外の場所でもキャンプをしたいので、再訪は確実です。

秋の紅葉の時期なんて、とても綺麗そうで良いですね。

楽しみです。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。