幻夜(小説) 東野圭吾 感想(白夜行含めネタバレ有り)
終わり方がスッキリしない。 多分それは美冬の正体は誰なのかと、きっと最後は暴かれると思っていたから。 暴かれないにしても、きっと最後は美冬が裁かれると思っていたから。 これじゃ、美冬の一人勝ちじゃないか。 幻夜の一章から話をすると、正直言っ...
白夜行(小説) 東野圭吾 感想(ネタばれ有り)
大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺され、それの解明をすべく話が進んでいった第一章。 事件が解決しないまま第二章に進み、亮司と雪穂の中学時代に時が進む。 こういう時の流れを見せてくる作品って個人的には大好きなので、「これは面白くなる」と確信。 ド...
ひょうきんな私と母親
母親いわく、私は小さかった頃とてもひょうきんだったらしい。 それは、親戚や祖母に聞いても同じことを言う。 自分ではひょうきんな一面があると自覚しているものの、他人に対してひょうきんであった記憶は全くなく、相当小さい頃だったのだろうと思う。 ...
Another(上・下) 綾辻行人 感想(ネタばれ有り)
作者の思い通りに誘導されたなという印象です。 見崎鳴は死神のような存在の幽霊で、主人公は見えない物が見えているのだと思っていました。 もしかしたら主人公は死んでいるんではないかとさえ考えました。 これらは全て上巻の終盤で明らかになりましたが...
レッテルを貼らないと決めた日
「○○くんは真面目だから」とか、「○○さんは○○だから」と、人間ってつい言ってしまいがちですよね。 私自身もこれまでの間に何回か言ったことがあったはず。 言われたこともあったはず。 でも、もうこれから言うのは止めようかなと思います。 そう思...
屍人荘の殺人 今村昌弘 感想(ネタばれ有り)
「極限状況化で起きる連続密室殺人ってこういう事か!」と読んでビックリ。 ゾンビに建物を囲まれたところまで読み、ここからどうゾンビと対峙していくのかと思っていたら、まさかこの状況化で普通の密室殺人ストーリーが進行していくとは。 ちなみにゾンビ...
殺戮にいたる病 我孫子武丸 感想(ネタばれ有り)
描写がここまで細かくてグロイのは初めて読みました。 あまり脳内でイメージを膨らませないようにして、文字だけをさらっと読む感じで進めようとしましたが、読むとどうしてもイメージをしてしまって、なかなか気持ち悪いですね。 しかし、稔・樋口・雅子の...
火車 宮部みゆき 感想(ネタばれ有り)
最後の最後、そのあとどうなったんでしょうね。 保はなんて声かけたんだろう。 新城喬子は素直に従ったのか、それとも抵抗したのか。 物語が進むにつれ、あまりにも色々な闇を抱えてる事が明らかになった新城喬子。 イタリアンレストランに堂々と現れた時...
トロピカルシュリンプ(台湾ヤマトヌマエビ)を購入しました
こんにちは、石崎です。 ヤマトヌマエビを買いに行ったら、初めて見るエビを発見! トロピカルシュリンプ(台湾ヤマトヌマエビ)です。 売られていたヤマトヌマエビが大きい個体ばかりで少し嫌だったこともあり、思い切って新しいエビを飼ってみる事にしま...
十角館の殺人 綾辻行人 感想(ネタばれ有り)
(途中『そして誰もいなくなった』のネタばれも含んでいます) 最近、アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』を読んだばかりだったので、それとの共通点や違う点を感じつつ最後まで楽しむことができました。 少し読み進めていくと本土パートが始...