こんにちは、石崎です。
2023年4月。
栃木県 日光市にあるワイルドフィールズおじかで1泊2日のソロキャンプを満喫してきました。
このブログで初めてのキャンプ場なので、簡単な紹介を含めて書いていこうと思います。
(フリーサイトを利用した視点からの紹介)
1日目
出発
行きは南の日光方面から、帰りは東の塩原方面から帰ろうと決め、まずはキャンプ場到着前に道の駅 湯西川へ。
日光江戸村や東武ワールドスクエアを通り過ぎ、窓を開けた車内からひんやりした空気や自然豊かな景色を感じつつ、福島県 南会津方面へぐんぐん山に入って行くと辿り着きました。
「腹減ったー、山菜そばでも食べようかな」と思うも、面白そうなダムカレーとやらを発見。
チラチラとテーブルに座った先客を見るとカレー率高し。
カードももらえるとあっては頼むしかあるまい!
湯西川ダムカレー、900円です。
味は辛くもなく甘くもなく、家庭的なカレーに近くクセがない感じでした。
どうせなら、白米の真ん中に穴を開けて「ダム決壊!」とかいうYouTubeショート動画を撮ればよかったかなと思うも時すでに遅し。
面白いかは別として、すでにやられてる方がいそうですね。
北の南会津方面へどんどん進み、東の塩原から来た道と合流して少し進むと見えてきましたキャンプ場の看板。
看板の後ろを右折し、入っていきます。
進むとまたしても看板が。
「ここを右に曲がって、その先の分岐で左ってことだな、ふむふむ」
先ほどの所を右に曲がるとすぐにまた看板があります。
私は最初、画像の見えてるそこの分岐を左って意味なのかなと、さきほどの看板と合わせて考えてしまいましたが違いました。
画像の左分岐先は民家でした。
この看板は、「この道で合ってるから進め」的な意味なんだと理解。
キャンプ場に着く前の最後の看板。
ここまで頻繁に看板が登場してたのに、ここからは全く出なくなるので、果たしてこの道で合ってるのかと少し不安に。
途中、狭い道が多々あり、対向車が来ない事を祈りつつ進んでいると、違うキャンプ場の入口が右手に。
そこを通り過ぎて少しすると到着です。
到着
画像の左から進んでくると、建物前にゲージバーがあるので、その手前を右に入って駐車場に車を停めます。
キャンプ中、車はこの駐車場に停めておき、ここから荷物を台車などで運ぶこととなります。
まずは受付。
建物の一番左側の入口が受付になります。
山火事用心と書かれてる所ですね。
本来のチェックインは13時からですが、この日は12時に着いてしまい、アーリーチェックインはできないかと聞いてみたら空きがあるのでOKとの事。
できれば前日夕方に聞くのがいいみたいですね。
フリーサイト料金1,000円のところ、WILD-1カード提示で10%オフの900円となりました。
(区画サイトは5,000円)
そして駐車料金、500円
アーリーチェックイン料金1時間につき200円
合計1,600円の支払いでした。
900円は安すぎると思いながら場所の説明や利用規約などを聞きます。
ゴミは全て持ち帰りです。
灰だけは管理棟にあるバケツに捨てられます。
説明を聞いていて新鮮だったのは、「生ゴミは燃やすな」ということ。
口頭でこういう注意を言われたのは初めてでした。
場内紹介
設営してから場内を見て回ったのですが、ここでは先に場内紹介しちゃいます。
受付内の売店
食料の上にシェラカップ(ロッキーカップ)が売られていたのですが、映ってないですね。
1,280円。
あいかわらず安めの限定物に弱い。笑
ステッカーもあって、帰りに買おうと思ってたのですが忘れてしまいました。
建物外
値段に対して薪の量が多いなと思いました。
かなりお得なのではないでしょうか。
こんなのも。
管理棟のトイレとシャワー室
帰り間際になってやっと気づいたのですが、WILD-1のキャンプ場という事もあって、建物もちゃんと店舗のWILD-1ぽいデザインになってるんですね。
建物右側、こげ茶の柵?みたいな場所の後ろにトイレとシャワー室があります。
サイトによってはコチラのトイレのが近い場所もありそうです。
トイレの左側(建物中央)にありました。
利用時間が細かいので、しっかりチェックしておいた方がいいですね。
中に入ると3室ありました。
無料ってことは、シャワーに時間制限がないって事ですよね。
フリーサイトに一番近いトイレと炊事場
今回、私が利用したフリーサイト9番からは、私の歩幅で約100歩の距離にありました。
かなり近い方だと思います。
中に入ると、すぐ右の部屋に炊事場が。
あああ!お湯が出るか確認するのを忘れてしまいました。
画像を見る限り、出なそうな気がしますが適当な事は言えません。
建物扉を開けて真っすぐ進むとトイレです。
男子トイレの右奥が女子トイレとなります。
綺麗な洋式でしたよ。
フリーサイトへ
建物隣にズラッと台車が並んでいます。
駐車場から受付に行き、済ませた後ここから台車を持って駐車場に行って荷物を積んでサイトに行くという流れですね。
サイトで荷物を降ろしたら、ここに台車を戻します。
池が雰囲気をかなりアップさせてますね。
区画サイトとバイク・デイキャンの人たちはこの湖の周りでキャンプができます。
私は今回フリーサイトなので少し離れたところに。
車の後ろで荷物を積み、サイトへ出発。
この道を真っすぐ行った先の左側にフリーサイトがあります。
途中、左を見るとコテージがたくさん。
フリーサイトに一番近いトイレ・炊事場の建物です。
ここを過ぎればすぐ到着。
右前方を見ると広場が。
広場の右はちょっとした崖になっており、道を降りると河原沿いを歩けます。
そして、左前方を見ると、
9番フリーサイトに到着です。
9番といっても1つだけのサイトではなく、AとBに分かれていて、私は今回Aでした。
白い丸太で仕切られています。
設営&乾杯
「ここをキャンプ地とする!」
デデン!
近くの木をよく観察して、倒木はなさそうだと判断してここに設営。
地面に石などが結構あって、ペグ打ちがなかなか大変でした。
最近はタープポールを斜めにして、なるべくタープ部分を低くするようにしています。
という自己満足。
今回は地べたにマットを敷いて座るスタイルで満喫。
座った状態で前方を見渡すとこんな感じです。
前の広場もフリーサイトにするとか、もしくは一段掘り下げて河原サイトにすればいいのになあと思いました。
「乾杯!」
座ってすぐ、さっそくのボッチ乾杯。
車はもう運転できません、覚悟の一杯です。
探索
ビールを1本グビグビっと飲みほした後、広場奥の川を見に行きたくなりトコトコ。
思ったよりも広くて、ここもキャンプ地にできそうやん!
この水流の音が良いのよ。
というか、ここまで降りてきていいんだよな。
何も立入禁止とかなかったし。
あの奥はどうなってるんだろう。
急すぎず、なだらかすぎず、自分好みのちょうどいい流れ。
ちょっと怖くもあるけどなんか惹かれる景色。
あの橋の上まで行ってみるべ。
この橋の先はどうなってるんでしょうね。
ここから先はキャンプ場ではないはず。
そういやキャンプ場の車じゃない車が何台か通っていたような。
橋の真上から、今通ってきた道を振り返る。
ちょっとだけ強い風が吹いてることもあって気持ちがいい。
この枝の繊細さがとても綺麗。
俺の家が見えてきたぜと一安心。
さっき建てたばかりなのにね。
この後、フリーサイトも結構埋まりました。
トイレついでに、ちょっとだけ池を見て和む。
まったりタイム
夏の暑い時期でも焚き火がしたいと思って購入したこのボックスストーブ。
暖かさには全く期待してなくて、とにかく火が見たいと思って買いました。
さっそく火入れ式を。
フェザースティックも作り、ファイアスターターでやってみるも全然燃えない。
麻ひもも買い忘れ、しばらくチャレンジするも無理だったので諦め。
この焚き火台に合わせて、短い薪を初購入。
これでいつも買ってるフルサイズの薪と同じ値段なのはなんか納得いかない。笑
風よけの為にリフレクターを設置し、ガスバーナーでアッサリと細い針葉樹に着火。
わかってはいたことだけど、この焚き火台だといつものフルサイズの薪は使いどころがないですね。
半分サイズだとしても、細く割らないと使えない気がします。
この焚き火台の為にも、薪割り用の斧を買わないとだなと決意しました。
手前の扉を閉めるとこんな感じ。
上からポイポイと薪や枝を入れて楽しみます。
もしかしたらこの焚き火台は、広葉樹を使うということ自体が間違っているのかもなんて思ったり。
燃えやすい物をサクサク燃やしていく使い方が良い気がする。
太い薪を入れてみたり、入れ方にも工夫してみたりと、いろいろ試しながら楽しむ。
夜の部
焚き火を楽しみつつ、しっかりとお酒も飲み進め、気づいたらもうこんな時間。
夜の部スタートです。
拾った枝を燃やすといい匂いがする。
枝拾いを頑張れば薪代かからんなと、今更ながらに気づく。
この焚き火台でさっそく焼きたいと思い、今回は焼き物を2つ。
宇都宮餃子と30パー引きだった牛肉をゲットだぜ。
餃子は1つだけ焦げすぎたけど、それ以外はジューシーで美味かった。
牛肉は安かったけどもう美味いの確信してたからね、その通りの美味さよ。
そういや、ちびパンでこてっちゃん以外を焼くのってかなり久しぶりな気が。
食後の焚き火。
燃えすぎて焚き火台が赤くなってる。
本当は食材がまだウインナー・キムチ・ニンニクマシマシホルモンと残っていたものの、昼間のカレーが響いてるのか食欲が出ない。
毎回恒例のセルフお土産行きです。
ここらで、夜の映える写真を撮ろうと思ってウロウロ。
けどどうもしっくりくる物が撮れない。
そして前日も飲み過ぎたせいか、眠いのはいつものことながら今夜はやけにダルい眠さ。
このキャンプ場、敷地面積に対してのサイト数が少なくて物凄いゆったり感。
ぎゅうぎゅう感が全くない。
おそらく、満員になったとしても印象はこの日とあまり変わらなそう。
そして、このフリーサイトはソロキャンパーだらけだったからか、前回のキャンプベース安中榛名と同レベルの静けさ。
喋り声を全く聞かなかったですよ。
薪を縦に突っ込みまくって楽しむ。
良く燃えていいけど、これの弱点は途中で薪が折れて焚き火台の外に落ちる可能性がある事。
ステンレスとシートを敷いてるとはいえ、ちょっと怖い。
やっぱりなんか今日の眠さは違う。
まだ21:30前だけどもう寝ようかななんて思い始める。
風邪気味なのもあるのかも。
キャンプの時は万全の体調で臨みたいものですな。
寝袋に入った後、謎の写真を撮ってから就寝です。
2日目
早く寝たせいか、4時ごろからたびたび目覚める。
そして何度寝か分からなくなった頃、ついに強烈な夢を見ました。
見知らぬ人間が立ったままテント内でコチラを見ている夢です。
キョロキョロと物色しているようで、最後に私と目が合いました。
これにはビビッて飛び起きましたよ。笑
起床
寝袋に入ったまま、パシャリ。
テントを開けたまま寝るから変な夢を見るんかな。
良い写真と撮りたいと思い、池へ。
このキャンプ場はやっぱり池よ、池。
行けばわかるさ。
さっそく焚き火。
昨日デビューしたばかりとは思えないくらいの汚れ具合。
時折、焚き火台上部の4つの丸穴がソロストーブの二次燃焼みたいに見える燃え方をしてて面白い。
朝飯にまずはみそ汁。
体に染み渡るぜ。
続いて、中本。
違う意味で染みるぜ。
実はキャンプ場を出た後、昼に餃子を食べるつもりがまた店舗で中本を食べてしまったのは内緒です。
あらかじめ、薪をここまでは使い切りたいと決めていたので、それらが燃え終わるまで焚き火を。
朝、焚き火の前であぐらをかいてラーメンをズズズッと食べてる時が一番ソロキャンをやってる感じがします。
自己満足の、好きな時間の1つ。
他人が前の道を通るたび、くべるつもりもない薪をつかんでくべてるフリをする私。
撤収
残った灰などを火消し缶に入れ、タープ部分を外してテント内の撤収開始です。
数に限りがある台車をあまり占領してるのも悪いので、テント含めて全ての移動準備ができてから台車を取りに行きました。
台車に積み込み完了。
これ、台車なかったとしたら3往復はしないとかな、なんて想像。
お世話になった台車をなんとかカッコよく見せようと撮ったものの、もうちょい斜めからのが良かったかな。
左の池を眺めたり、余韻を味わいながらトコトコと台車を車後ろまで引っ張ります。
前方はバーで行き止まりなので、カヌーとカヌーの間を通って芝生の方へ行きます。
車に全て積み込んだ後、台車を指定の場所に戻し、最後に受付にマップや利用案内が書かれたファイルを返却すればチェックアウト完了です。
これで今回のキャンプが終了しました。
そしてこのキャンプ記も終わりとなります。
前回のソロ、キャンプベース安中榛名と同じく、とても静かでのんびりとした時間を過ごすことができました。
フリーサイトにソロキャンパーがたまたまなのか多かったのも良かったですね。
区画サイトの方が池が近くにあって雰囲気良さそうですが、フリーサイトの利用料1,000円というのも格安感が凄くて良いです。
あと、公式HPを見て気づいたのですが、WILD-1が運営してるという事もあってレンタル品がとても魅力的。
サーカスTCや焚き火タープなど、テンマク製品の一部が2,000円とかでレンタルできます。
気になるギアをここでレンタルして、使用してから購入を決めるのも良さそうだなと思いました。
このキャンプ場に来るまでの道中も自然豊かでドライブが楽しかったですよ。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。