大きな病院の待合室で、マスクを付けて何時間も無言で待ち続ける老人たちがいる一方、
都会の混雑してる居酒屋オープンテラスで、マスクなしで何時間もゲラゲラ談笑しながらお酒を飲む人たち。
禁止されているわけではないので、後者がダメだとか言いたいわけではなくて。
最近、短い期間にこの二つを経験した事で、マスクについて考えるようになりました。
コロナ禍が普通になって数年が経ちましたが、私は今でも多少は「マスクを付けさせられている」という感覚でいるんだなという事に気が付きました。
それは、さきほどの後者の人たちを見た時に憤慨したというか、「自分やその他大勢の人たちが頑張って気を付けているのにコイツらときたら」という気持ちに少しなったからです。
何回も言いますが、禁止されているわけではないので自由です。
勝手にルールだと思い込んで、アイツはマスクをしてないからズルいとか、思うのは個人の自由だとしても、注意する事はできません。
私は被害者でもなんでもありません。
自分の身は自分で守るという意識をもっとしっかり持たないとなと思いました。
自分でどういう判断をして、どういう行動をとるか考えないといけません。
冷たい言い方になりますが、さきほどの後者の人たちを見た時に、「この人たちは自分の判断でこういう場にいるわけだから俺がとやかく思う事もない」と少し突き放して感じられるようになりたいものだと思いました。
その人たちも、居酒屋を出たら普通にマスクをして行動してるはずです。
なら、それでいいはず。
そもそも最近では、「外でもいい加減マスクいらないんじゃね?」と発言する人たちが増えてきました。
その一方で、パンツを履くかのようにマスクを付けることが当たり前になりすぎて、「マスクはもうはずせん!」的な人も増えてきてると聞きます。
というか今現在、外でマスク着用ってルールなんですか?
暗黙のルールになっているだけで必須ではないですよね。
屋外では、人との距離(2m以上を目安)が確保できる場合や、距離が確保できなくても、会話をほとんど行わない場合は、マスクを着用する必要はありません。
屋外・屋内でのマスク着用について-厚生労働省
調べてみたら、こう書かれていました。
そもそも必須ではないし、無言で歩いてる分には必要ですらないということですね。
つまり、自分次第です。
現在、大多数の人はどんな理由であれ、自分の意思でマスクを着用して外を歩いているということになります。
世の中って大多数からハミ出た存在に対して、同調圧力なのかアレコレと言う事がありますよね。
なので、最低でも三分の一くらいの人がマスクを外して歩くようにならないと、なかなか外す決断ができる人って少ないように思います。
逆に、コロナ禍以前のようにマスクが当たり前じゃない世の中に戻ったとしても、自分が付けたければ付け続けてもいいわけです。
要は、思考停止して大多数がどうかではなく、自分で考えて決断した行動をルールの範囲内でとれるかどうかって話です。
と、カッコいい事を書きましたが、現実的にはどうしてもこれが難しい事ってありますよね。
ただ一つ、思考があまりにも大多数任せになっている現状だと、自分の体は自分しか守れないという観点から見た場合、少し恐ろしいかなと思いました。
コロナなんて早くなくなればいいのに。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。