どんな種類の店でも、店員に話しかけられるのが嫌という人は多いと思います。
なぜ、嫌なのか
- ゆっくりと自分のペースで見たいから
- 人見知りする
- 監視されているみたい
パッと思いつくところでこの3つが思い浮かびました。
自分のペースで考えて、
自分のペースで決断して、
自分のペースで店員を呼びたい時には呼ぶから、それまでそっとしておいてくれ。
できることなら、完全にいないものだと思ってほしい。
客になった時の私の本音です。
もっと言うと、一声もかけられたくないです。
ですが、店側に立って考えてみると、そもそも3については実際に監視も仕事の一つといいますか、
客の動向をチェックしているのは当然だと思うんです。
なので3については諦める事にしました。
次に2についてですが、客が人見知りかどうかなんてすぐわかるものではなかなかないのではないかと。
もし優秀な店員が、一目で客の性格が判別ついたとしても、一声くらいは声をかけるものだと思うんです。
なので2についても諦めることにしました。
最後の1ですが、声を一度もかけられないのが理想ではあります。
それなら最初から最後まで自分のペースで見れますよね。
でも、もしなにか一声かけられてしまったとしても、まだ1を達成することは出来るのではと思います。
一声かけられた時、素直に「ちょっと自分のペースで見させてください」と言えるかどうかです。
この一言を言ってもしつこくつきまとう店員がいる場合、その時は諦めて会話をするか帰ります。
ですが、経験上、この一言を言えばまずその後は自分のペースで見ることができます。
「その一言が言えねーから、話しかけられたくねーんだよっ!!」
と、いう声も聞こえてきそうですが、ちょっと待ってください。
今回これを書くにあたり色々と調べてみたところ、店員が客に話しかけるのには理由があるという事がわかりました。
それは、話しかけることで、冷やかし客や本気で買う気が無さそうな客を追い払うという理由があるそうです。
つまり、店員に一声かけられた時、「嫌だなー」と思いなんとなく帰ってしまえば、冷やかし客と思われる可能性があるという事。
店員の思惑通りに追い払われたという事です。
逆に考えると、さっきの「ちょっと自分のペースで見させてください」と言えれば、店員に対して
「こ、こいつ、本気だな」と思わせる事が出来るのではないかと。
こう考えれば、少し言いやすくなりませんか?
ですが、ここまで書いておいてなんですが、これが通用しない店員もいるんですよね。
店員「何かお探しですか?」
客「あ、はい、(少しの沈黙後)ちょっと自分のペースで見させてください」
店員「どういう物をお探しですか?」
こうやって会話を発展させてこられると、2度目はなかなか「ちょっと自分のペースで見させてください」とは言いづらいですよね。
ここでもうひと踏ん張りして、こちらも会話を発展させて「具体的にコレというのはなくて、見ていいのがあれば買おうかと」とか言ったとしても、向こうはさらに発展させてくるかもしれません。
こうなると、向こうが折れていなくなるまでは会話するしかなくなります。
偶然、相性が良い店員だとそのまま楽しく商品を買うまでいくかもしれません。
運ですね。
良い商品を買えたとしても、話しかけられたくないという気持ちは変わりません。
ふうううううう
ここまで書いてきて思うのは、やっぱり運要素が強いなと。
とりあえず自分に出来ることとしては「ちょっと自分のペースで見させてください」と言って、1回チャレンジするしかなさそうです。
店員に話しかけられるのが嫌だけど仕方ない。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。