こんにちは、石崎です。
コットとは、一言でいえばベッドのことです。
そんなコットにも、ハイコット・ローコットとあって、地面からの高さによって言い方が変わります。
この記事では、地面からの高さが低い、いわゆるローコットの部類に入るクオルツ・レバーロックベッドメッシュのレビューをしたいと思います。
この商品にたどり着くまで
私の場合
- コットって寝心地が良さそう。
- ワンポールテント内(サーカスTC)で寝ることを考えた場合、コットを設置して寝ようかと真剣に考えはじめる。
- テント内に設置しただけだと虫が気になるため、ソロ用のインナーテント内に入れられないか考える。
- ソロ用のインナーテントサイズに入れようと思うと、ハイコットよりローコットの方が向いてると気づく。
- ローコットの中で比較的安価な物を探した結果、レバーロックベッドを発見。
- 記事や組み立て方を確認し、満足がいったため購入。
コットの購入を真剣に考えてみた。夏のキャンプ中、サーカスTC内で使用したい
↑ここからスタートしました
こういう人にオススメします
- コットで寝てみたい人
- 比較的安価な(コスパが良い)コットが欲しい人
- ソロ用インナーテント内に入れたい人(全てのソロ用インナーテントに入るかは不明)
- 生地伸びが少ない丈夫な生地のコットが欲しい人
- レバーロック時に、力をそこまで必要としないものが欲しい人
実際に商品を組み立て!
横長の黒い袋に入っている物がレバーロックベッドになります。
(下の箱に入っている物は違う商品ですので気になさらないでください)
外形寸法・収納寸法はコチラです。
耐荷重は80キロと書かれていますね。
組立方法も書かれていました。
私はこれを一応読んだものの、間違えてしまったところがあったので、その部分についてのちほど詳しく説明していきたいと思います。
収納袋から取り出した様子です。
- コットの生地が1枚
- 生地の両脇に入るシートフレームが2本
- ベッドの足になる脚部フレームが5本(コの字になっている物)
シートフレームを取り付け
まずはベッドとなる生地を裏返し、両端にフレームが入れやすいようにします。
折りたたまれた状態のフレームを1本のポールにし、それを2本作ります。
次、要注意ポイントです
1本、ポール状になったシートフレームを入れようと、こちらの形状の穴↑から入れたところ、最後の最後でポールが入らなくなりました。
ここで、フレームを入れはじめる場所は決まっていると気づきました。
正しいフレームの入れはじめ場所はココです↓
こういう形状になっているところが2か所ありますので、2本それぞれココから入れればOKです。
↑画像はフレームの入れ終わり、最後はみ出した部分を入れ込むところです。
このあと、シートのポケットになっている方向にフレームを押し込み、フレームが完全に隠れれば片側は完成となります。
入れ込む際、結構かたいです。
個体差があるのか、それともコツがあるのかな。
使っていくうちに馴染んで入りやすくなってくればよいのですが。
両側のシートフレームを入れ終わると、↑のような状態になります。
ところどころ、シートフレームがシートから見えてる部分があると思います。
次は、この部分に脚部フレームを取り付けていきます。
脚部フレームを取り付け
脚部フレームを1つ持ち、両端どちら側でもいいので、シートフレームに組み合わせます。
片側をハメこんだら、次は反対側も組み合わせます。
↑こんな感じで、脚部フレームをシートフレームに組み合わせます。
↑両側の脚部フレームをシートフレームに組み合わせた状態です。
これで完成ではありません。
ここから、商品名のとおり、レバーロックしていきます。
slideと書いてある黒い部品を、PRESSと書いてあるバーの下までスライドさせます。
slideの部品がここにない場合、どちらかの端にあると思いますので、手でここまでスライドさせます。
(ひとつ前の画像を見ると、右端にslideと書かれた黒い部品があるとわかります)
PRESSと書いてあるバーを、下のバーにくっつくくらいまで押し下げ、そのあとslideと書かれた部品をスライドさせ、2つのバーがslideの穴におさまるよう、セットします↑。
かたくないので、すんなり腕の力でバーとバーをくっつけることができると思います。
もし、かたく感じる場合は、体重を少しかければすんなりバーとバーがくっつくところまで持っていけます。
ロックする箇所が真ん中にあるため、体重(ちから)をかけやすいのがこの商品のアピールポイントだと思います。
セットしたあと、脚部フレームの両端がキチンとシートフレームに組み合わさっているか最終確認しましょう。
これで、1つの足が完成しました。
これを5つ作ります。
5つ作って足側を下にひっくり返せば、レバーロックベッドメッシュの完成↑となります。
高さはこんな感じです。
ローコットなので、かなり低めですね。
使ってみて良いと思った点
- 生地が頑丈だと触ってみてわかる
- 寝てみると、少し体が沈み込むくらいで寝心地がいい
- 組み立ては慣れると、とても簡単で素早くできる
- 足が5つだからなのか、思ったより安定感があり頼もしい。
- 脚部フレームのロックがかたくない
- テンマクデザイン・モノポールインナーテントメッシュの中にピッタリ入れることができた
テンマクデザイン・モノポールインナーテント メッシュ【インナーテント】を使ってみた感想。レビュー
使ってみたけど、まだわからない点
メッシュ生地のメリット・デメリット
私がコットの上にマットを敷くからなのか、メッシュ生地のメリット・デメリットがよくわかっていません。
夏は蒸れずに良さそう、逆に冬は寒そうとか想像はできますが、実際どうなのでしょうか。
そもそもこの商品は、そこまでのスケスケなメッシュではない印象です。
クオルツ公式のHPによると、メッシュ生地なので雨が降っても水が溜まりません。とのことです。
耐久性
こればかりは、これから長く使っていかないとわかりません。
個人的にはクオルツというメーカーは信用できると思っていますし、実際に商品を使ってみて良い印象を持ちました。
アウトドアショップ『WILD-1』のオリジナルブランドです。
この商品が向いてないと思う人
- コット、もしくはローコットに興味がない人
- サイズ・耐荷重が合わない人
- この組み立て方法が気にいらない人
- とにかく軽量のローコットが欲しい人
- メッシュ生地が嫌な人
- メーカーやデザインが気にいらない人
まとめ
大雨が降った時、グランドシートから水が染み出してきてインナーテント内に侵食し、寝袋とかビショビショになるんじゃないかとか、そういう不安を感じたことはありませんか?
コットにしてから、そういう心配はなくなりました。
この商品はローコットですが、それでも地べたに寝るよりははるかに安心です。
実際に使ってみて、寝心地の良さ以外の部分で、こういった不安がなくなる良さもあるなと実感しました。
これはこの商品の良さというよりは、コット自体の良さですね。
最後に、この商品の良いなと思う点をあげたいと思います。
この価格帯のコットにしては足がしっかりとしていて、ロックの仕方もなるべく力がいらないように工夫されている点ですね。
一言でいえば、コスパが良いというんでしょうか。
足がしっかりしていると感じる代償として、重量が重めな点がマイナスポイントですが、そこさえ気にならない人であれば十分に購入する価値がある商品だと感じました。
追記
この記事を書いてからもこの商品を数回使い続けていますが、
シートフレームをシートに入れる際、やっぱりかたいです。
公式のYouTube動画のようにすんなりと入りません。
個体差があるのかわかりませんが、お伝えしておきます。