こんにちは、石崎です。
2023年4月。
群馬県 安中市にあるキャンプベース安中榛名で1泊2日のソロキャンプを満喫してきました。
このブログでは初めてのキャンプ場なので、簡単な紹介を含めて書いていきたいと思います。
(ソロ専用区画エリアを利用した視点からの紹介)
1日目
「キャンプベースって名前カッケエな」
ただこれだけの事でずっと前から気になっていたキャンプ場。
そしてヒロシが一度訪れている所でもあったり。
「よし、今回はここにするか!」
ということで数日前に予約を取り、まずはヒロシが絶賛してた「しげた」スーパーへ。
しげた
高崎から川沿いを並行して走るように進んでいき、そして少し川から離れるように右手の細い道へ曲がると、青ベースに黄色文字の印象的な看板が目に飛び込んできて高まりまくり。
駐車場は店横に8台くらい停められそうでした。
少し離れた所にも第2駐車場があるので(上画像奥の白い車が停まっているあたり)、駐車の心配はしなくてよさそうです。
店内を進むと昔ながらのスーパーといった感じで、味わい深い陳列や雰囲気を感じます。
店内奥へ行くと、たくさんのお惣菜が。
店の人に欲しい物を言って包装してもらうスタイルです。
昼飯に何を買おうか少し悩むも、ここはやっぱりソースメンチとモツ煮を。
レジの近くには美味しそうなフルーツサンドがたくさん置いてありましたよ。
もっともっと店内をじっくり見たかったですが、チェックイン前はなんだかソワソワとしてしまう自分。
のんびり見てられません。
この後、少し先に進んだところにあるベイシアで買い込みをし、いよいよキャンプ場へ。
キャンプ場まで残り1キロとなったあたりから坂がより急になり、ジムニーの3速では限界な場面も。
去年行った嬬恋鹿沢キャンプも急坂だったなと思い出しながら、何回か2速に落として走行。
坂の途中で分かれ道になり、ついにキャンプ場看板が左手に登場。
アンナかハルナ。
既出すぎるくらいの定番ネタなはずなのに、気づいたら吐き出さずにはいられない私の悪い癖。
到着
分かれ道を下りながら進むと見えてきましたキャンプ場入口の看板。
先ほどの看板といい、ちょっと電車の香りを感じるなと思ったら、このキャンプ場はエムズクラフトという鉄道模型とかを扱っている会社が管理されているんですね。
後から気づいたのですが、この看板の奥側の芝生はデュオサイトになっているようです。
看板を左手に曲がると、すぐにこの民家風の管理棟が見えてきます。
私は今回、この建物の右手前に駐車して受付を済ませました。
チェックインは13時からとありますが、この日は12時40分でもチェックインできました
チェックアウトは12時までです
利用料2,500円を支払い、場内のマップをいただき、さっそく空いてる場所を探して設営します。
と、その前に
事前情報でこの猫がいる事は知っており、会えるのを楽しみに来ました。
受付の人に「これ撮ってもいいですか?」と聞くと、「本物がすぐそこにいますよ」との返事が。
「え!?」
「うわっ!」
出会いはいつも突然です。
全く気付きませんでした。
目の前にしゃがみ、ゆっくりと下から手を出してナデナデ。
人懐っこい猫なのか、全く嫌がるそぶりも見せずカワイイ。
この時はまさか、これが今回のマイケルとの最初で最後の出会いになろうとは思いもしませんでした。涙
車に乗り込み、さあ場所を決めるぞと出発。
この板の壁は強風避けなのでしょうか。
進撃の巨人好きとしては、ウォールマリアやウォールローゼと言った巨大な壁を思い起こさせます。
このキャンプ場の場合は名付けるとしたら、ウォールアンナかウォールハルナ?
はたまた、ウォールマイケル?
景観としてはあまり良い物ではないものの、風よけ、そしてプライベート感が出ると思えばまあ良いのかなと思います。
設営
「ここで大地に乾杯をしたい」
場内案内図でいうと9番辺りでしょうか。
このキャンプ場の区画サイトで唯一の、林の外が少し見える場所にしました。
ここ狙ってたんですよ。
テントの真ん中正面にちょうど木々の隙間が来るように設営。
地面は土なものの、大きめの石が所々にあってペグ打ちに意外と苦戦。
幕内に座って正面を撮った景色です。
私の予想では、ここからほんのちょっとだけ夜景が見えるはず。
目の前の芝生がボコボコしてますが、野生動物にやられたのでしょうか。
立ち上がり、テント後方の空を眺めた景色がコチラ。
この日は天気も良くて気持ちがよい青空でしたが、やや風があった印象です。
乾杯
「乾杯!」
もう車は運転できません、覚悟の一杯です。
今回のニューアイテムであるテーブルの上に乗せてパチリ。
思った通りの高さと大きさで気に入りました。
乾杯後、念のために目の前の木々の下をチェック。
落ちるほど泥酔するつもりはありませんが、念のためです。
「なるほど、こうなってるのね、ふむふむ」
車内で食べようかとも思っていたこの2つでしたが、せっかくだからとキャンプ場で食べる事に。
もつ煮には丸い玉こんにゃくがゴロゴロ入っていたり、今まで見た中でもベスト3に入るくらいの大きさなモツが入ってたりと、結構なボリュームと味で大満足でした(画像なし)
気付いたら区画サイトには満員なほどのテントが。
「隣と少しだけ距離あるけど、ソロキャンパーのみのこの静かな区画サイトで動画撮影の為に独り言ブツブツ言ってたら聞こえて迷惑になりそうだな」と躊躇。
もつ煮を食べきりビールを1本飲み切った後、場内を見てまわりました。
場内紹介
炊事場
私のサイトから管理棟・トイレに向かって歩いてる途中の右手にあります。
お湯は出ず。
建物外のトイレ(男性小便用と男女兼用洋式)
私のサイトから約130歩で到着。
意外と歩数あったなと思いましたが、このくらいなら遠くは感じません。
男女兼用トイレの奥側に男性用小便器があります。
兼用トイレは仮設トイレの上に洋式便器が乗っかってる感じでした。
電気のスイッチは画像の右側、少しだけ見えている部分にあります。
管理棟内にある女性用トイレ・シャワー室・炊事場・ゴミ捨て場
ここの入口を開けて入ります。
玄関を開けて入ってすぐの壁です。
まずは右手のトイレから。
女性専用トイレ。
さすがに扉は開けられないので、洋式か和式かは分かりません。
玄関左にあるシャワー室。
1回300円で利用できると書いてありました。
炊事場とゴミ捨て場です。
電子レンジもありますね。
ホットサンドメーカーなどはレンタル品なのでしょうか。ちょっと謎です。
薪
管理棟の入口外左側に置いてあります。
来た時、ここにマイケルがいたんだよなあとキョロキョロ。
灰捨て場?
表記がなかったので分かりませんが一応載せておきます。
管理棟近くにありました。
2つの竹林サイト
竹林サイト(A?)
この付近に車を停めて、ほんの少しだけ歩きます。
その名の通り、竹に囲まれたサイトですね。
竹林サイト(B)
さきほど竹林サイトとは違い、坂を下って少し離れたところまで歩きます。
こんな感じの道を進んでいくと
こんな感じのサイトが出現。
キャンプをされている人がいたのでこれ以上は近づけませんでしたが、前が開かれていて夜景が見れそうな感じでした。
まったりタイム
トイレに行く途中、マイケルとは違う猫がいたので近寄ってみました。
しゃがむと近寄ってきて、8の字を描くように私の周りをスリスリ。
立ち上がると猫も静かに去っていき、最後こちらを向いて「ニャア」と一声。
「この猫とマイケルは仲がいいのだろうか」と勝手な心配を。
そろそろ焚き火をやるかなと思い、焚き火台を組み立て準備OK。
今回はフェザースティックも作る気マンマン。
何本か作った後のコレ。
以前よりちょっとサマになってると思いませんか。
以前→【2023年】ふもとっぱらキャンプ場で連泊キャンプ【ソロキャンプ記ブログ】
これをつまみにビールをゴクゴク。
さらに何本か作った後のコレ。
ちょっとコツを摑んだ感あり。
これは自信が出てきたぞ。
「あ、2本だけ奮発して買ったビールもうないやん!」
さて、ファイアスターターで火が点くかな。
ファイアスターターをカチカチやってる間は画像が撮れないので証拠はありませんが、今回は成功しました!
数年ぶりにやり出した時よりもファイアスターターの棒部分にザラザラ感が出てきたような。
そのおかげで火がシュッと出やすくなったような。
嬉しかったです。
そこから少しずつ火を大きくしていき、少し安定したところでチェアに寄りかかり眺めます。
「発泡酒がうめえ」
鳥の鳴き声が響き渡る中、私のテント後方から夕陽が沈んでいくとともに、テント前方では焚き火の火が昇っていきます。
この焚き火台(A-4君)を使う時はハーフサイズの薪のが良いなと思いながら眺める。
手前の扉を開くと暖かさが伝わってきて気持ちいい。
このA-4君、私が買ったキャンプギアの中でも最古の部類に入るのでかなりの愛着が。
上から見るとこんな感じ。
そしてふと思う。
猫がここに遊びに来たら焚き火は危なくないだろうか、と。
夜の部
まったり2
少し早いですがランタンに火を灯し、夜の部スタート。
夕飯に向けて七輪を出しました。
七輪で使う炭を焚き火にぶっこみ、炭をHOTにします。
テーブルもちょうどいい感じの調理台に。
まるでマキシマムザホルモンの決めポーズかのような焚き火台の薪。
焚き火としては見た目ダサいけど、これが一番よく燃える。
秒ごとに、1回の縦ノリごとに、少しずつ暗くなっていってるような瞬間の連続を味わう。
昼には風が少し吹いてたものの、この頃にはだいぶ落ち着いて竹の揺れる音も爽やかに。
より暗くなり、火の色がより映えてマシマシ。
私はお酒片手にチェアに寄りかかりマッタリ。
マイケル用に買ってきたちゅーるも準備OK。
受付時にご飯をあげてもいいかと聞いたら、「全然いいですよ~」との事。
「俺はこのニャンコベース安中榛名に何しに来てるんだろうか」
ついに夜景がチラリズム。
この目の前の竹をカットすればもっと夜景がハッキリ見えて良さそうなのになと思うのですが、どうなんでしょうね。
このキャンプ場はあまり景観を重要視してないように感じます。
今現在はソロキャンパーのためにとにかく静かで落ち着いてキャンプを楽しむことが出来る場を提供しようとしてる気がしました。
そういえば、チェックアウトするまで場内から人の声を聞くことは一度もありませんでしたよ。
夕飯~まったり3~就寝
出来上がった炭を焚き火台から七輪に移し、マイケルより一足先に夕飯とします(たぶん)
椎茸とネギと牛肉を焼きました。
本当はウインナーと玉ねぎも焼こうと準備してましたが、昼飯のあの2つが思いのほか効いてたので中止です。
お酒は進むよどこまでも。
食事後は再び焚き火タイムです。
たまにトイレに行く時、通路から他のソロキャンパーの焚き火が見えてそれに癒されたり。
それにしても本当に静か。
外側を向いてキャンプをしているのもあって、ソロ感がハンパない。
よく完ソロって言葉を耳にするけど、完ソロはこれ以上のソロ感なんだろうな。
ところで、マイケルともう一匹の猫が全然来ないけど、他のソロキャンパーのとこで遊んでるのだろうか。
あの猫たちは猫たちで、どこかで猫なりのソロキャンプを猫なりに楽しんでるのだろうか。
おそらく、待ち構えてると来ない。
意識してない時に来る。
そういうもんだよね。
時折立ち上がってみる。
立ち上がり、周りを見渡したり空を見上げたり。
より自然を感じられる気がして気持ちいい。
22時を過ぎた頃、そろそろ寝ころがるかと焚き火を消して就寝準備。
キャンプ場外からバカ騒ぎしてる声がここまで響いてくる。
そういや来る途中にちょっとした空き地があったな、あそこか。
なんて考えながら寝袋に入ったらバタンキューで寝たようです。
2日目
家のコタツで寝落ちし慣れてるせいか、テントでの就寝が快適すぎる。
寝袋からスッと出てすぐ感じたことは「意外と寒い」
焚き火をすぐに開始し、寒いので焚き火台の後ろにリフレクターを設置。
しばらくのあいだ、ボーっとしながら焚き火でマッタリ。
飯ごうでお湯を沸かし、今回はなんだかシーフードヌードルが食べたくてコレを。
結局この日は朝もラーメン、昼もラーメン。
「吾輩は塩分過多である」
撤収
そろそろ撤収準備を始めるかとその前に、焚き火の締めとしてメチャ燃える木材を大量投入。
ちょっとやってみただけです、満足。
この後、いつものようにゆっくり余裕を持って少しずつ片づけ。
撤収完了!
最後に燃えるゴミだけ捨てに行き、車でそのままキャンプ場を後にチェックアウトです。
今回のキャンプはこれで終了となりました。
そしてこのキャンプ記もこれで終わりとなります。
いやあ、静かなキャンプ場でした。
静かと言っても鳥の鳴き声や木々の揺れる音などは結構聴こえてきます。
個人的に景観は決して良いとは思いませんが、これはこれでいいんだという人でしたら、ここは本当にソロキャンプを楽しめる環境だなと思います。
次は少し離れた竹林サイトでキャンプをしてみたい。
ただ、暑い時期はちょっと虫が多そうな印象ですね。
この日も小っちゃい蚊みたいな虫が飛んでました。
最後に。
力がいい感じに抜けたソロキャンパーの為のキャンプ場といった印象で、気軽にまた来たくなる所でした。
※デュオ専用サイトもありますよ。
マイケルたちにも、また会いたい。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。