行かなくて済むなら行きたくないのが歯医者ですが、欠けた歯に舌が当たって痛かったため、約2年ぶりに行ってきました。
遅い時は1時間以上待たされる印象があるので、駐車場に停まっている車が1台だけと分かった時は小躍りしましたが、中に入ると4人いて思ったより多いじゃんという印象。
15分くらい待ったでしょうか、名前を呼ばれ更に中に入って椅子に座り、「あまり待たなくて良かった!」と思いながら治療のスタンバイ。
イヤでも聞こえてくる周りからの「キーーーン、シュシュシュー、ズボボボボー」という治療音。
「ツバとか結構飛び散らかってそうだよな、けど歯医者でクラスターになったなんて聞いたことがないな」とか、コロナ禍ならではの発想をして待つこと数分。
久しぶりに見たその先生は、相変わらず体毛を濃くしたでんじろう先生みたいな風貌で、まるで幼児に話しかけるように私の口内を覗いていきました。
どうやら以前治療をしてかぶせた歯の土台が欠けているようで、そこを一旦全てはずして土台から作り直さないといけないとの事。
そして最悪なのが、その隣の歯もほんの少しではあるけど虫歯になっているとの事。
もう長年、何十年とこの先生にお世話になっているため、他の先生の治療法がどうだったのか分からなくなりましたが、いつも治療をしてもらい始めて真っ先に感じるのはその豪快さ。
耳から聞こえてくるのは保育園の先生かのような優しいトーンなのに、口内ではまるで別人かのような容赦ない進撃っぷり。
「キーーン、キーーーーーーン、キーン、キーーーン、キーーーーーーーーーーン!!!」
ドンドンドンドンと歯という壁をえぐり取るように削っていきます。(想像)
この土台作り直しの歯は神経を抜いており、強引にやられても痛みはないはずなので安心なのですが、それでもいつ痛みが襲来するかわからない怖さがあります。
問題は隣の歯。
この歯は神経を抜いていない為、痛くなることを覚悟して臨みました。
虫歯箇所を少し削った際にほんの少しだけ「ビクッ!」となりそうな痛みがありましたが、虫歯が浅く白い物を補強してあっさり終了。
また数日後に土台の歯の治療がありますが、毎回毎回思うのは、早め早めに治療をしてもらったほうがいいという事。
当たり前のように思いますが、この当たり前がどうもできなくて後手後手になりがちです。
今現在、すでにかなり虫歯が進行してると自覚している人ほど歯医者へ行くのに勇気がいると思いますが、どうせ行くなら一日でも早い方が良いです。
あとは時間なんだよなあ。
待ち時間が長いとほんとウンザリするんですよね。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。