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キャンプ記

【山梨県】ほったらかしキャンプ場【ソロキャンプ記ブログ】

キャンプ記

こんにちは、石崎です。

2023年2月。

山梨県 山梨市にあるほったらかしキャンプ場で1泊2日のソロキャンプを満喫してきました。

このブログでは初めてのキャンプ場なので、紹介を含めて書いていきたいと思います。

(ぼっちサイトを使用した視点からの紹介)

1日目

出発

ほったらかしキャンプ場に合う音楽は何だろうと妄想しながら、爆音で聴きながらノリノリで高速道路を走行。

いつもの癖で大月ジャンクション手前から河口湖方面車線を走ってしまい、危うくふもとっぱらへ。

無事に真っすぐ先へ進むと初狩PAとか、思わずモンハンの事を呟きたくなる名前のいい場所があるではないですか。

勝沼ICを降りて下道を走っていると、もうこのままスーパーを見ることがなくキャンプ場に到着してしまうんでないかと不安に。

明らかにこの先を進むと何もないなと直感したところで根拠もなく右折。

すると偶然ありました、いちやまマート山梨店。

美味しそうな肉がたくさん並んでいましたよ。

(事前にスーパーの場所を調べておいた方が良いと思います)

スーパーで買い込みをすませて先へ進み、坂道をグングン上っていくとついに見えてきましたキャンプ場と温泉の看板。

到着

到着!

この時11時15分。

チェックインまでまだ1時間15分もあるので、撮影がてらブラブラします。

看板手前を右折し、車がズラッと並んでいるところに私も駐車。

画像の建物手前が売店、奥が受付となっていました。

売店

小さめのお菓子からカップ麺、ビールなどが売られています。

色々なほったらかしグッズが売られていて欲しくなっちゃいました。

ここでステッカーの種類を確認することもできますが、受付前でも確認することができます。

受付前

ステッカーの〇〇番と言えば購入できます。

受付前ですが、売店の会計もここでした。

この時はキャンプジョーって誰だろうと謎でしたが、今調べてみたら同名のキャンプ系会社がヒット。

その会社が運営しているという事なのでしょうか。

これだけバリエーション豊かな薪の売り方をしてるのは初めて見ました。

万が一、薪を切らしても安心ですね。

看板右手後ろにあるオブジェ

自転車がただのママチャリじゃなくてカッコいい。

ただ、スタンドが閉じたままなのはいいのかななんて思ったり。

こういう夢を感じる遊び心の演出がニクいですね。

ブルーハーツの青空という曲を思い出しました。

あの曲に登場する運転手はこんな感じなのかななんて想像したり。

ほったらかし温泉の売店

キャンプ場の看板を出て坂を少しだけ下り温泉方面へ。

歩いていける距離だと思ったので歩きました。

ここに来る途中にあった、ぷくぷくの湯という温泉も気になるところです。

先へ進むと見えてきました、温玉あげが売られている売店。

初の温玉あげが楽しみです。

他にも結構いろいろあるんですね。

お腹が空いていたので昼食として山菜うどんも注文。

先に温玉あげを食べましたが、これは塩加減が絶妙でこんなに美味しいんだなと感じましたよ。

そして本当にトローリと黄身が出てきます。

他にもお土産を買える店があったり、いかにも長生きしてそうな亀が出迎えてくれたりもしました。

チェックイン

チェックインまで残り30分を切った頃、車に戻って一休み。

残り15分になった頃、受付に並び始めましたが、私は5番目の受付でした。

並んでる横にたくさんの猫。

細かい所にも遊び心が。

ここにも自転車がありますね。

時間になると、スタッフの人たち5人がスタンバイし、一斉に受付がスタート。

今回の私は、ぼっちサイトでのアーリーチェックインで予約。

本来なら14時チェックインのところ、12時半でのインとなりました。

そしてぼっちサイト料金3,500円のところ、アーリーチェックイン代1,000円を足して計4,500円。

支払い後、いただいた紙を元にキャンプ場の説明を聞き、受付終了です。

設営

車で受付の左側にある道を奥へ。

ぼっちサイトは早い者順で好きな場所が取れる為、自分が狙っている下段の一番トイレ側が埋まりませんようにと祈りながら進んでいきました。

最初の分かれ道が。

ぼっちサイトはここを左です。

進んでくるとすぐにまた分かれ道が。

看板にある通り、ぼっちサイトはここも左です。

ちなみにですが、左手の建物はBARになります。

先ほどの分かれ道を左に進みほんの数メートルですぐにまた分かれ道が。

看板の通り、左に進めばぼっちサイトです。

坂を下ると見えてきました、ぼっちサイト。

上中下の三段で構成されています。

この画像は設営してからしばらくした後に撮ったものなのでテントで埋まってますが、私が来た時はまだ空きだらけでした。

私の前を走る車がどんどんと奥へ進行。

嫌な予感は当たるもので、私が狙ってた場所を取られてしまったので、その隣の隣を確保。

「ここを大地に乾杯場所とする!」

到着してすぐの景色。

曇りで良く見えません。

富士山は真ん中少し右辺りかななんて想像したりして、いつか見えてくることを祈りながら設営をスタート。

どういう風に設営しようか悩みに悩む男。

前回の星の降る森の時同様にサイド部分を前へ向けようかとも思いましたが、この日はそんなに寒くならなそうだと最終確認し、いつものフロントを開けた使い方にしようと決断。

さっそくカンカンカンとペグ打ち。

表面が大きめの砂利で敷き詰められている地面

地中内にも石が混じっている箇所があり、ペグが刺さっていかない場面も。

そんなに大きい石ではなかったのか、少しずらしたり角度を変えればすぐに刺さっていきました

なかなか美しく出来たと自己満足。

自己満足って大事だよね。

中団サイトの空いてる所から撮影。

23番サイトにJB23ジムニーを駐車してソロベースEXを設営するとこんな感じになります。

チェックアウト時まで両隣に人が来なくてラッキーでした。

この日のぼっちサイトは3分の2くらいの埋まり具合だった印象です。

前回に続きこの日もコット無しですが、久しぶりにローチェアを使います。

今回こそは設営時から動画を撮ろうと思って三脚まで持ってきたのですが、設営撮るのをさっそくド忘れ。

さっそく乾杯!といきたいところですが、その前にトイレへ。

ついでに、ぼっちサイトに一番近いトイレ・炊事場・灰捨て場の紹介を。

トイレ・炊事場・灰捨て場

トイレ

テント後ろの赤い道を進み階段を上るとすぐにトイレが。

23番サイトからは私の歩幅で約87歩。

階段を上らないとですが、かなり近いと感じました。

なんとなく気になったのは、雨の日はこの坂道の階段をつたって下段サイトに雨水が大量に流れ込んできそうだなという事。

実際はどうなのか分かりませんが、少し気になりました。

男トイレが2つと小便用が1つ。女トイレが2つでした。

綺麗で快適に使用できましたよ。

炊事場

トイレの隣にあります。

炊事場というよりは、洗面所といいますか。

お湯が出るので冬でもいいですね。

右のホースで灰が付いた物なども洗えそうです。

灰捨て場

炊事場の隣にあります。

フタを持ち上げて灰を捨てるタイプですね。

ちなみにですが、他のゴミは500円でチェックアウト日に処分してもらえます。

受付時にいただいた紙に詳細は書かれています。

まったりタイム

トイレから戻り、さあ飲むぞ!ということで

乾杯

「乾杯!」

もう車は運転できません、覚悟の一杯です。

雲もだいぶ減ってきてる感じがして高まります。

「いや、ちょっとまてよ!」

目の前に見える木の柵の下はどうなってるんだろうと確認。

「これなら酔って間違って落ちてもなんとかなりそうかな」

もちろんそんな泥酔するつもりはありませんが、あくまでも確認です。

前フリでもないですよ。笑

足を伸ばしてチェアに寄りかかり、まったりとビールを飲みながら景色を眺める。

「ああ、寝れる」

富士山が見えてきたものの、まだ少しお隠れ中。

こんなにだらけた姿勢で座ってる私のフーッという一息で雲がサーッと吹き飛べばいいのに。

高い視点から街並みを見ているせいなのか、なんだか自分が巨人になった感。

「おおきくなれよ」と富士山に言いたい気分。

飲み始めてから約1時間後、「吹き飛ばしてやったぜ!」と言いたくなるくらいハッキリと富士山が。

人間って、というか私って欲深いもので、こうハッキリと富士山のてっぺん周りが見えてしまうと、今度は裾野までハッキリと見たくなってくる。

ふもとっぱらのあの豪快な富士山が脳裏にチラつく。

さっきまで巨人として富士山を子ども扱いしてたのに、今ではすっかり豪快な富士山の前にひれ伏して小人になりたくなってる不思議。

欲深い。

富士山がハッキリ見えてるうちにコラボさせたい!ということで焚き火をスタート。

まだまだ全く寒くなく、ましてや景色の邪魔になると思ったのでリフレクターはしばらく設置せず。

「これは夜景とのコラボも楽しみだな」と、このキャンプ場は夜景も魅力なのだと思い出し我に返る。

「ビールもう1本!」

散歩

BAR山鳥

お酒がさらに進んでめんどくさくなる前に色々見ておこうと思い、焚き火を一旦落ち着かせてから散歩。

ぼっちサイトから歩いて最初に見えるのはBAR山鳥です。

中はこじんまりとしていて客が3・4人が座れば一杯といったところ。

メニューはこんな感じです。

ピンクのドア

BARの先をぐるりと左に曲がり、登り坂をぐんぐん進むと突然見えてくるコチラのドア。

カップルがここでいかにも映えそうなポーズをとって撮影してる中、私はいかにも見てませんよ感を出して邪魔にならぬようサササッと横切り、さらに上にあるカフェへ。

カフェでは撮影のみは禁止されていたため、店内を見てから景色を目に焼き付け、すぐにまたこのドアに戻ってきました。

ドアからカフェへの坂道で撮影(たしか)

どこで撮ったのか忘れてしまいましたが、ここまで上ってくるとぼっちサイトの景色とはだいぶ印象が違います。

街並みがより多く見えますね。

夜景もさらに良いのは間違いなし。

本格的に焚き火スタート

トコトコと自分のマイホームに帰還、落ち着く。

このキャンプ場に来る前はアレキサンドロスのワタリドリが曲として合うのではと妄想してたけど、もっともっと静かでスローの曲のがいいかもなと思い始めたこの頃。

さっそく焚き火を再開し、自分の世界に浸る。

この日は薪がバチっと爆ぜなくていい感じ。

火吹き棒も必要なく、勝手にドンドン燃えていくスタイル。

遠めの横からこう見るとちょっと不思議な感じ。

焚き火台が薄いこともあって、なんだか火が宙に浮いているように見える。

炎の前に手を伸ばして撮れば呪文を唱えたように見えますかね。

街並みにポツポツと明かりが灯り始めた頃、夜の冷えに備えてリフレクターを設置。

今夜も、暖はこれのみで乗り切ります。

設置したリフレクターの形に沿って空気がハリケーンのように回転していて、半端ない燃え方をするように。

夜の部

設営直後にオイルを入れておき、満を持しての灯。

いつものようにガイロープの位置が分かる場所に。

もしかしたらランタンないほうが夜景がより映えるのかなとも思いましたが、ランタン点けたい欲のコールド勝ちです。

この街並みの明かり全てがランタンによるものなら素敵だね。

いや、素敵かな?

どうなんでしょう。

街が夜モードに変化していくサマを富士山が見守っています。

私も見守られたい。

徐々に富士山が見えなくなってくるとともに、街の明かりがより輝いてきました。

たとえ見えなくなったとしても、そこに富士山は存在します。

「考えるな、感じるんだ」

ですね。

夕飯

斜めになっていたので肉がバラバラ
最近ハマってる宮のたれがなかった

肉にするつもりは全くなかったのに半額に釣られて購入。

満足。

前々回、ふもとっぱらで食べた肉よりも美味しかった。

できれば七輪で焼きたかったな。

また焚き火を眺めたり夜景を眺めたりしてまったり。

この日もお酒を多めに買ってきてたので安心感がハンパない。

この安心感をおつまみにビールが飲めそう。

夜のBARへ

ロック

そろそろBARに行ってみようかなと思い、フラフラっと向かうと店内は満員で賑わい中。

元々、空いてても店内で飲むつもりはありませんでしたが、ガラガラッとドアを開けると優しい店員さんが対応してくださり、お酒を頼むとこのお酒の説明を丁寧にしてくださいました。

テントに戻った後、「これ飲みながら肉食えばよかったかな」と思いながらチビチビとロックを楽しみます。

夕飯2そして就寝へ

密かに肉と同じくらい楽しみにしていたこの煮込み生ほうとう。

少し早い夜食として煮込み始めたものの、すぐに1時間ほど寝落ちしてしまい、やらかしました。

山梨県甲府出身の親友にこの画像を見せたところ、「作った翌日の朝に出てくる実家のほうとうに極めて似てる」と言われ苦笑。

もちろん汁まで全ていただきましたよ。

この日最後に撮った画像、酔ってるからなのかボケボケ

食べた後、すぐに湯たんぽを沸かし始め待機。

そして焚き火が落ち着くのを見届けてから、完成した湯たんぽとともに寝袋にイン。

「まだ寝ないぞ、ちょっと寝袋内で横になるだけ」

2日目

夜中の4時頃に一度目が覚めると視界がくっきり。

「やべえ、コンタクトつけたまま寝てしまった」

と、思いながらそのまますぐに二度寝。

起床

6時ごろ起床。

前回の星の降る森に比べたら全く寒くない。

カラカラ感ある目をなるべく潤そうと、まばたきを意図的に増やしたりしながらトイレへ。

目の潤いを取り戻したところで、さっそく本日の焚き火を開始。

この朝の為に針葉樹の細かいのをたくさん作っておきました。

おかげでスムーズに広葉樹へ移行できて満足。

気づいたらもうこんなに明るい朝。

街並みの上空に雲海みたいに広がる雲?が。

そしてさらに上空は雲だらけ。

「この日は富士山、出てこないだろうなあ」

朝飯

最近、安定のカレーメシ。

そしてチタン箸も変形完了しスタンバイ。

お湯を沸かすのにあえて飯ごうを使用し、雰囲気を味わい満足。

そして食べ始める瞬間、なにか上から落ちてきて中に入ったような。

「でも上には屋根があるし、鳥の糞ではないよな。なんだろうか、林間じゃないから葉や虫でもなさそうだし」

めちゃくちゃ不安になりながらカレーメシの中を箸で確認するも、すくい上げたものは全てカレーをまとっていてよくわからない。

とりあえず気のせいだったことを祈りつつ食べ始めたものの、食べ終わる頃になにか異物感が。

口から出し、まとわりついたカレーを拭き上げて見ると出てきたのはコレ。

「虫とかじゃなくてよかった・・・」

箸のこの部分がポロっと取れて中に入ったのでした。

飲み込まなくて良かった。

今思うと、逆にカレーメシの中に入ってなかったら何処にいったか分からず紛失してたかもなと思います。

これから気を付けよう。

薪の投入を止めてからしばらく経ち、ここまで焚き火が落ち着いてきた頃、天気予報を再確認。

どうやら10時には雨が降ってきそうだということで、今から早めの撤収を開始。

撤収開始

フロントのタープ部分をまずは無くし、最初にテント内にある物から片付けていきます。

いくつか片付いたところで、なんか今、顔にポツリときたような。

「雨もう来たんかい!」ということで、濡らしたくないテントを真っ先に片付ける作戦に変更。

テントを片付けた後の様子。

なんだか、あらわになった見られたくない内部を晒してるようで恥ずかしい。笑

「何だこの恥ずかしさ」と言いつつブログでは見せていくスタイル。

結局、ポツリと来たのはさっきの一瞬だけでした。

後は、のんびりと一つ一つを確実に片付けていきます。

「ゴミは持ち帰ろうかな」

一番最後に残しておいた焚き火台の灰を捨てに行き、片付け、撤収完了。

名残惜しい感じで車を入口に向かって走行し、この看板の字の味を嚙みしめつつ温泉へ。

「温泉入ってたまご食って帰るべ」

チェックアウト時は何も言わなくてOKです。

これで今回のキャンプは終了です。

そしてこのキャンプ記も終わりとなります。

終わった瞬間に思ったのは、「なんか自分でもキャンプ場を作りたいと思わせるところだな」という事。

作り手の想いが詰まったオブジェや、手作り感満載の道やサイト。

まるでキャンプ場全体が秘密基地みたいで、私もこんな秘密基地が欲しいなと思いました。

富士山を見たければ、ふもとっぱらの方がよっぽど豪快で迫力ある富士山が見れます。

夜景が見たければ、もっと綺麗に見えるキャンプ場は他にもあると思います。

ここの良さは、富士山と夜景がコラボしてるところなんだと感じました。

同様のところは他にもいくつかありそうなので、そちらの方もいずれ行ってみたいと思います。

ぼっちサイトに関して言いますと、ソロキャンの人達の集まりということもあって、喋り声がなくとても静かで落ち着いてキャンプができる場所だなという印象でした。

おまけ

この日は、あっちの湯しかやっておらず、そちらへ。

まるでジブリアニメに出てきそうな老夫婦?に入湯券を渡して入ると、場内は昔ながらの温泉といった雰囲気。

そしてキャンプ場で見た光景に更に迫力を増した景色の露天風呂。

気持ちよかったです。

売店が10時からだったので、温泉から出て15分ほど待ってから最後の温玉あげを買いに行きました。

映える写真を撮ろうと今回は温玉を手で割ってみましたが、見事にトローリとした中身が手に噴出。

慌ててその場で食べてフィニッシュです。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。