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キャンプに関する不安・悩み・失敗談・体験談

【1月の氷点下・ふもとっぱらでの冬キャンプ】レインボーストーブRB-250WとKS-67Hの比較【サーカスTC内での経験談】

キャンプに関する不安・悩み・失敗談・体験談

こんにちは、石崎です。

1月年初めの『ふもとっぱらキャンプ場』は寒いです。

過去3回ほどキャンプをしましたが、全て朝と夜は氷点下でした。

一番寒かった時でマイナス7度だったことを覚えています。

事前情報で「物凄く寒い!」ということは分かっていたので、この日の為にストーブを購入。

初めて持って行ったストーブは、トヨトミのレインボーストーブです。

トヨトミ・レインボーストーブRB250Wでの経験談

天候は晴れ、風やや有り。

テントはテンマクデザインのサーカスTCで、ストーブはセンターポール横に設置。

設置して点火した直後は、両手をストーブの前に出しながら「ストーブあったかい!あったかい!」と感じていたのですが、夕方から夜になるにつれ、だんだんと暖かさが物足りない状態に。

サーカスTC幕内、散らかっていてすみません

それでも夕飯の鍋を食べてる間は体はあったまりますし、ストーブの上にケトルを置けばお湯を沸かせて暖かい物を飲めるしで、寒い寒いとは感じていたものの、なんとか過ごせる状態でした。

その後、冬用の寝袋の中に入り、22時頃に就寝。

深夜3時ごろ、寒さで目が覚め、そこから眠れなくなりました。

レインボーストーブは活動しているものの、寒さに完全に負けてしまっています。

私は寝るのを諦め、ストーブの前に座り、ひたすら暖をとることに。

この画像は別の日ですが、レインボーストーブはこんな感じです

テント内は寒いままですが、ストーブの前にくればなんとか暖かい。

この時のキャンプの結論として、氷点下でのレインボーストーブは完全に力不足だということ(サーカスTCでの使用で)

翌年、リベンジをするべく、さらにパワフルなストーブを用意し、再びふもとっぱらへ!

レインボーストーブでリベンジするとしたら、ストーブファンを付けるかサーキュレーターを回すかして、もっと暖かい寝袋湯たんぽを用意すると思います。

トヨトミ・KS-67Hでの経験談

天候は晴れ、風ほぼなし。

この年も、テントはテンマクデザインのサーカスTC。

去年とは違い、インナーテントを用意。

コールマンのスクリーンIGシェードです。

サーカスTCにスクリーンIGシェードをカンガルースタイルで入れてみた体験談

レインボーから一回り大きくなったストーブに頼もしさを感じつつ、さっそく設置。

サーカスTC幕内、写真左の黒いのがKS-67H

点火した直後の感想としては「全然違う!!!これは真夜中でも寒くなさそうだ!」ということ。

ただ、どんなストーブにも言えることですが、パワフルになる分、それだけ燃費は悪くなります。

予備の灯油10リットルを2つ分持っていきましたが、次の日に帰るまでの間、1つ半くらいを消費しました。

10リットル

肝心のその後の暖かさはと言いますと、全く寒くありませんでした。

ストーブファンもサーキュレーターも使用していません。

半袖でもいいくらいテント内は暖かかったです。

そして、「これだけ暖かいということは、それだけ換気もマメにしないとかな」と思い、実行。

念のため、一酸化炭素中毒警報器なるものも購入してたのでセット。

右側のみ使用しました

朝、目覚めるまでに寒さで起きるなんてこともなく快適に寝る事ができましたが、夜中の3時ごろに1回給油しました。

(結局3時には起きるハメに。笑)

この時のキャンプの結論として、これなら冬キャンプも余裕でいけるなということ(サーカスTCでの使用で)

(直接の風を防ぐという意味で、インナーテントの効果も多少はあったかなと思います)

レインボーストーブとKS-67Hの比較

左レインボーストーブ 右KS-67H
レインボーストーブKS-67Hストーブ
暖房の目安
木造
7畳まで17畳
暖房の目安
コンクリート
9畳まで24畳
暖房出力(kW)2.50~1.256.66
暖かさの目安
レインボーストーブKS-67Hストーブ
タンク容量(L)4.96.3
質量(kg)6.211.0
燃料消費量(L/h)
最大燃焼~最小燃焼
0.122~0.2430.647
燃焼継続時間(h)
最大燃焼~最小燃焼
20.2~40.29.7
本体外形寸法
(置台含む)
高さ×幅×奥行き
(mm)
474.5×388×388583×482×482
その他の比較

レインボーストーブの項目で、暖房出力や燃料消費量に幅がある理由は、暖かさの調整ができる為です。

車での持ち運びについて

レインボーストーブもKS-67Hも、どちらも灯油漏れはありませんでした。

タンクを空にして運べば万全だと思います。

(その方が軽いので車に積み込む時も楽です)

レインボーストーブの方は透明なガラス筒の割れが心配だったので、割れないよう新聞紙などでカバーしました。

最後に

トヨトミ・KS-67H

私が氷点下での冬キャンプでオススメするのは、間違いなくトヨトミ・KS-67Hの方です。

他メーカーの物であれば、木造/コンクリートの暖かさの目安を確認しましょう。

サーカスTCくらいのテントサイズであれば、だいたい17畳/23畳くらいあれば全く問題ありません。

サーカスTCのサイズ(約)442×420×高さ280cm

あとは、好みの問題になりますね。

「ここまで暖かくなくていいからもう少し燃費良いのが欲しい」

「燃費は気にしないからとにかく暖かいのがいい」

その他、デザインの問題、大きさの問題、重さの問題、各自それぞれの好みがあると思います。

もちろん、テントの大きさによっても必要なパワーは変わってきます。

大きなテントになるほど、テント内全体を暖めるのにパワーが必要になりますね。

また、その時の気温がそこまで低くなければレインボーストーブでも十分かもしれません。

今回はあくまでも以下の条件での比較をし、私なりの結論を出しました。

  • 氷点下時(1月のふもとっぱらキャンプ場)
  • サーカスTC内での使用(ストーブファンなし・サーキュレーターなし)

テント内でのストーブ使用は推奨されていません。

使用する際は各自の責任の元、換気をこまめにして注意して行ってください

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

ふもとっぱらキャンプ場が色んな姿を見せてくれた【ソロキャンプ記】

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