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キャンプ記

【静岡県】今年2回目のふもとっぱらキャンプ場【ソログルキャンプ記】

キャンプ記

こんにちは、石崎です。

今年2回目のふもとっぱらキャンプ場で、1泊2日のソログル(ソロ×2)キャンプを満喫してきました。

キャンプ場の紹介につきましてはコチラの方に書いていますので、あわせて読んでみてください。

ふもとっぱらキャンプ場が色んな姿を見せてくれた【ソロキャンプ記】

私の他には、嬬恋鹿沢キャンプ場でグルキャンをした時の先輩が登場人物です。

【群馬県】休暇村 嬬恋鹿沢キャンプ場の自然感にいいね!【グループキャンプ記】

前回の嬬恋グルキャンの後からキャンプ当日まで

私の友人が今年いっぱいはキャンプに行けないという事で、先輩とソログルをやる流れが決定。

「嬬恋は俺が決めた場所だから、次は石崎君が決めてよ!」と先輩。

「じゃあ、遠慮なくという事で、ふもとっぱらどうですか!?」と私。

「えーー、人いっぱいいるんだべ?俺はこじんまりしたとこが好きだから林間しかやったことないんだけどな」と先輩。

「一度でいいんで行きましょうよ、広いとこもいいですよ」と説得。

その後もまだグズってる先輩でしたが、なんとか説得を続けて場所が決定。

それからキャンプ予定日の予約空き具合をチェックするも、ずっと×状態。

先輩が予約をとれたのはキャンプ2日前。

「自分、前日のキャンセル狙いでいつも予約取れてるんで大丈夫ですよ!」と先輩に強く言ったものの、今回はなんだか様子が違って焦りまくり。

明らかにキャンセルする人がいつもより少ない印象。

「石崎君が予約取れなかったら、俺の車に荷物乗っけていこうぜ!」と先輩。

せっかく苦労して取れた予約を無駄にしたくないのか、当初よりずいぶんと前向きな先輩。

絶対に2人分も荷物乗らないわwと思いつつ、「そ、そうですね」と苦笑いの返答をしながら予約の空き状況を逐一チェック。

そしてなんとか、次の日のキャンプ前日に予約が取れ、ホッと一安心して迎えたキャンプ当日。

キャンプ初日

待ち合わせ場所

「8:30からチェックインだから8:00に近くで待ち合わせしようぜ」と言われ、それに合わせて出発。

『道の駅 朝霧高原』で待ち合わせたものの、気持ちがはやり過ぎているのか着いたのは7時すぎ。

駐車場を一通り確認したところ、先輩がどうやらいない様子。

「さすがにまだ早いか」と思いながら、トイレに行ったり富士山を見たり、バイカーの人たちのバイクを見たり。

真ん中に見えるは富士山

その後、LINEをして急かすのも悪いかなと思い、7:50まで暇をつぶそうと決意。

すると7:45頃に先輩から「着いた?」と連絡が。

「着きましたよ、先輩はどこですか?」と尋ねると、

「俺、7時過ぎからずっと近くで牛見てるよ」と先輩。

撮影者:先輩

連絡しても良かったなwと思いながら合流し、その後すぐにふもとっぱらキャンプ場へ。

ふもとっぱらキャンプ場に到着

チェックイン前

富士山とキャンプ場を右手に見ながら、いつもの受付前の細い道を走っていると、途中でスタッフの方が「左に行け」との合図を。

この時、8:10頃だったでしょうか。

「まあ、チェックイン時間前に多少は並ぶだろうな」と思っていましたが、想像の4倍は列が長くてまるで林の中をジムニーで林道アタックしてる気分に。

その後、受付を通ったのは9:00頃だったような気がします。

チェックイン~場所探し

入場後、大通りを通り、草原中央トイレの先で左に曲がり右に曲がり、前回私が設営したNとOの間まで来たとところで一度車を降り先輩と相談。

「この辺、テント少なくていいな、ここにするか」と先輩。

私としては、なるべく富士山から遠い所に設営したかったのですが、混んでる所は嫌そうだったので断念。

ということで、私もここまで前の方は初めてというOの真ん中辺りに設営。

設営

空いてる方とは言っても、いつもよりは多い印象。

そこまでのスペースはないと思い、まずは先輩のテントとタープの面積を確認することに。

DODのテント

「先輩がDODのテントとか可愛いですねw」と少しからかい気味に言ったら、

「コスパと色がいいんだよ!」と先輩が力説して反論。

その後、初挑戦したいと言ってたのは『小川張り』だと判明。

「もっとテントにかぶせたい!」とか、細かい微調整でなかなかのこだわりを見せる先輩。

「早く俺も設営してビール飲みてえよ」という心の声が思わず外に漏れそうになりましたが、最後まで静かにお手伝いをしました。

ふもとっぱらというと、石に邪魔されてペグがなかなか刺さっていかない印象があるのですが、ここの場所はそんなこともなく、わりかし素直に刺さっていきました。

先輩の居場所。オシャレですな
奥が先輩。手前が私。

お互いのテントが完成後、ようやく待ちに待った念願の乾杯へ。

先輩はコーラ

「乾杯!!!」

「いやあ、目の前の景色やばいね!!」と先輩。

「お、いいぞいいぞw」と内心思う私。

自分の居場所に帰ろうとしたら、先輩からウイスキーをいただきました。

「3本セットで2本は嫁に取られたけど、1本は残ったからあげるよ、俺飲めねえし」とのこと。

真ん中がいただきもの

「せっかくだから先輩もほんの少しどうですか?」と尋ねると、

「じゃあせっかくだからもらおうかな」と先輩。

「炭酸割りでいいですよね?」と聞くと、

「ロックでいくよ!」と先輩。

「え!!!!!!?????」

面白い人だなと思いつつ、自分の居場所に戻り、焚き火をスタート。

(もしかしたら、どうせ飲み切れないから炭酸を無駄にするの悪いと思ってのロック発言だったのかもしれません。そう思うことにしました、笑)

焚き火~昼寝

ここからはお互いのソロタイム。

私は薪グリルとA4君で焚き火を始め、

お酒はスーパードライの後、いつもの金麦を1本飲みその後、角ハイへ。

キャンプ場で初めてのハイボールは美味しかったです。

タンブラーを忘れるという大失態を犯しましたが、先輩が2つあるとの事でお借りしました。

薪グリルの火がこのくらいまで育ってきたところでなんだか眠気が。

時間にしてどのくらい寝てたのかは分かりませんが、座ったまま寝落ち。

起きたら先輩がものすごいオシャレな焚き火台で焚き火を。

先輩が持っているキャンプギアは全てオシャレなのですが、その中でもこの焚き火台は最上級にオシャレ。

私の方も負けじと焚き火を再び加速。

楽しいですね。

徐々に夜へと変化していきます。

シルエットのみの富士山へ。

その後しばらく焚き火と向き合っていると、右の方から先輩の声が。

「生姜焼き食べる?」

夕飯

「めっちゃ美味そうじゃないですか!!!」

ライスも半分食べてくれということだったので4割いただき、生姜焼きも半分いかないくらいいただいてしまいました。

これまでのキャンプ飯の中でも1番と言っていいくらい美味かったです。

ご飯の炊き具合も少しかためで自分好み。

焚き火の火でここまで上手に炊けるのには驚きです。

なんて褒めてたら、先輩自身もここまで上手く炊けたのは初めてとの事。

生姜焼きも、肉自体の美味さはもちろんですが、味もしっかりしていてとても美味し。

「なんかもう夕飯これだけで満足だな」となったところで、自分のとこに戻り一休み。

この日はLEDランタンを使うことなく、このオイルランタンと焚き火の明るさだけで過ごしました。

(肉の焼き加減を見る時だけヘッドライトを。笑)

それから1時間半くらいをずっと焚き火と過ごし、自分が持ってきた肉も焼くかということで七輪を開始。

焚き火が横に2つあるのに、さらに火を始めるのはなんか不思議な感じがしましたが、炭は炭ということで自分を納得させモグモグ。

最近、スーパーで買う肉はカルビよりもハラミやロースが好きになってきました。

年でしょうか。笑

食後の焚き火タイム~就寝

夜になるにつれ、寒さもどんどんと厳しくなり、焚き火をさらに強化したいところ。

薪グリルはどうも手間がかかるので、簡単に燃えてくれるA4君一本にして、薪の数を増やして暖まろうと決断。

薪を継ぎ足すだけでどんどんと燃えていってくれます。

顔が熱いくらいまであったかくなりました。

一方、その頃、先輩の方はというと。

笑。

ナイス焚き火すぎて、左側から見ていて笑いが。

この後も寝るまでずっと、お互いソロの時間を焚き火と向き合いながら楽しんでいました。

私がトイレに行く頃、先輩は座ったまま寝落ちしていて、翌日聞いてみると0時くらいまで寝落ちしていたとの事。

私は少し早めに就寝です。

帽子をかぶって寝た事で頭の寒さはありませんでしたが、足先がどうにも寒かった。

どんなに暖かい寝袋で寝ても、足先だけはどうしても寒いんですが、ナンガとかの高級品でもそうなんでしょうか。

少しかがんだ態勢で寝れば問題ないので解決なのですが、たまには体を伸ばしたい。笑

キャンプ翌日

起床~朝食

朝5:00頃、ふと目が覚め、メッシュインナーの中から見た光景がこちら。

寝袋から出ようとすると寒すぎて出たくない。

けど、色々なところから景色を撮りたい、拝みたい。

これは焚き火の火が付くまで寒さは我慢だなと思い、ここで頑張らずにどうする!と自分を励ましながら寝袋から出てテントの前に立って右を見ると、

笑。

先輩はとっくに起きていて、しかも前日の肉を焼きながらラーメンを作ろうとしている様子。

相変わらず焚き火台が派手です。

「おはようございます」と言うと、

「うーっす、朝からこの景色ヤバいな」と言いながら調理に夢中な先輩。

私もすぐに焚き火を始めて暖を取ろうとしたら、先輩から「針葉樹あるよ!これ特にすぐ燃えていいよ!」と一言。

お言葉に甘え、4本分頂いた針葉樹をさっそく焚き火に入れてスタート。

これが燃える燃える。

すぐに暖まるくらいの火が付き、ようやく落ち着いて焚き火と富士山を眺められる。

これ、富士山の向こう側ではとっくに太陽が出てきているけど、こちらからだと富士山が壁になって見えてないんだろうな。とか思いながらいろんな場所から富士山を眺めたり写真撮ったり。

その後、明るくはなってくるものの「太陽出てキター!!!」感がなく、このままキター感なかったら寂しいなあと思いながら焚き火。

この頃には焚き火の前では寒さを感じることもなく、お腹がグウーとなりながらもぼんやりタイム。

お、なんかそろそろ太陽が見えてきそうな感じ!

この時、先輩から「太陽出てきたら教えて」と言われ、何してるんだろうと横を見ると、

肉とラーメンを食べ終わり、満足げに少し眠たそうな様子。

そんな私は、ケトルを焚き火台に乗せてお湯を沸かし、これからカップラーメンの朝食を。

ちょうど食べ終わった頃でしょうか。

いよいよ太陽が見えてきました。

太陽キター!

左前方のテントから出てくる薪ストーブの煙がいい感じに朝日を演出。

「先輩!!!太陽出てきましたよ!!」

すると先輩は、「おーーーー!!!いいねええええ」と言いながら何かのボタンをポチッ。

オアシスのモーニンググローリーという曲が流れだしました。笑

ベタといえばベタだけどなかなか良いなwと思いながら、音楽を聴きながらの太陽タイム。

いつものことですが、『早起きは三文の徳』という言葉を思い出しました。

太陽が少しずつ顔を出し始めるとともに感じるその偉大さ。

一気に明るくなり、あたたかくなり、一日がはじまります。

今日は富士山に隠れてて若干遅くはなりましたが、一気に活性化されたような気持ちになります。

先輩はいつも8時過ぎには撤収するらしいのですが、今日はなかなか帰らない雰囲気。

「なんか帰りたくねえなw、ふもとっぱら!ふもとっぱら!ってうるせえなあと思ってたけど理解できたわ!この景色と雰囲気はヤバい!草原サイトもなんか慣れたわ!」

と、嬉しいお言葉。

少し強引にでも、ここをソログルのキャンプ地として選択して良かったなと心から思いました。

今回は天候に恵まれたのも良かったと思います。

「次は、雪かぶった富士山が見てえな!!、これは年2、もしくは年3だな!!」

と、すっかりノリノリなご様子。

「なんか視力が0.03から0.04に上がった気がするわ!」

と、謎な発言をしていたことも、ここに隠さず書いておこうと思います。笑

タープの形を変えました

その後、富士山を眺めながらゆっくりゆっくりと荷物を片付け、私はある程度の撤収が完了。

後は先輩待ちになったので、キャンプギアを観察しに行きました。

先輩のキャンプギア

もっと黒いギアを増やしたいとの事。

これ最近、流行ってますよね。

このテーブル、2段になっていて(下はネット)とても使い勝手が良いらしいです。

最強の保冷剤だと力説されました。

私も今度買って試してみる予定です。

チェアの上にモコモコのリッチそうな物を敷いてます。

値段は教えてくれませんでしたが、この焚き火台が一番高いそうです。

撤収~最後に

先輩の撤収も終え、車に乗り込み、ゴミステーションにゴミを捨て、その場で今回のソログルの終了となりました。

そして、このソログルキャンプ記もこれで終わりとなります。

よくわからんおっさん2人のやりとりを中心に繰り広げてきましたが、読んだ人はどうであれ、書いてる自分は楽しかったです。笑

そういえばその日の夜、「ふもとっぱらに連れていってくれてありがとう!!!」とのLINEが先輩から届きました。

当初は乗り気じゃなかった先輩をここまで変える力がこのキャンプ場にはあるって事ですね。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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