こんにちは、石崎です。
2022年8月、静岡県 富士宮市にある『ふもとっぱらキャンプ場』で1泊2日のキャンプを満喫してきました。
ふもとっぱらキャンプ場
〒418-0109 静岡県 富士宮市 麓 156
電話番号 0544-52-2112
今回、ブログ内で初の『ふもとっぱらキャンプ場』記事なので、キャンプ場の紹介も少し含めて書いていこうと思います。
エブリビッグデー 富士宮店で買い物~到着まで
キャンプ場に到着する前、いつものように食材の買い込みをするため、スーパーへ。
「ふもとっぱら 近くのスーパー」で検索すると候補に出てくるコチラのお店。
エブリビッグデー富士宮店
〒418-0014 富士宮市富士見ヶ丘304-1
営業時間 9:00~20:00
なるべく、キャンプ場近くの地元スーパーで食材を買うようにしている私ですが、このお店は初。
「肉の種類が豊富」「肉が安い」「全体的に安い」という事前情報を得て入って感じたことはまず
めちゃくちゃ人が多い!
日曜日の午前9:30ごろのスーパーって、どこも人が多いんでしょうか。
地元民と思われる方々も多数いる中、明らかに「キャンパーでしょ!」と一目でわかる恰好をしたカップルや家族やソロ民らしき人たちもいて、店内はワイワイガヤガヤ。
目当ての肉コーナーを見つけて感じたことは、「確かに安いような気がする」
私自身、スーパーでの肉相場をイマイチわかっていないので曖昧で申し訳ないのですが、確かに安いような気がしました。
肉の種類も充実していたように思います。
スーパーを出て広い国道(富士宮道路)を少し走った後、元高速道路?みたいな道にそのまま真っすぐ突入。
初めての人は「え?料金かかるの?」と思われるかもしれませんが、
安心してください、無料ですよ
坂道をひたすらひたすらのぼっていると、段々とキャンプ場が近くなってきていることを感じます。
近くなるにつれ、興奮のあまり声がうわずってかすれ気味になり、1オクターブ声域が高くなりそうになってきだした頃、ついに『ふもとっぱらキャンプ場は左折』の看板が見えました。
「左折!」
そこから少し走ると、右手に柵を挟んでキャンプ場の真横を走るようになります。
看板が見え、そこを右折するといよいよ到着です!
到着
この看板の前を右折すれば、受付に到着します。
今回、すでに2台ほど車が受付中だったので、その後ろで待機していると案内の人が歩いて来ました。
「2番の方でお願いします」と案内され、2番受付へ。
受付前に来ると、受付内の人から私の名前を呼ばれ、改めて今回の予定を確認され、料金を支払いました。
料金 キャンプサイト
2022年8月21日現在
1泊 ~翌日14:00 | 日帰り ~当日17:00 | |
大人 (中学生以上) | \1,000 | ¥500 |
小学生 | ¥500 | ¥250 |
未就学児 | ¥0 | ¥0 |
+
普通車 軽自動車 中型車 | ¥2,000 | ¥1,000 |
バイク | ¥1,000 | ¥500 |
大型車 キャンピングカー キャンピングトレーラー | ¥4,000 | ¥2,000 |
チェックインは8:30~17:00
駐車場はありません。車両は全て入場となります
清算後の返金はできません
1泊ずつのご精算をおすすめします
~ふもとっぱらキャンプ場公式HPより~
私の場合、料金は大人1泊1,000円+車両乗り入れ料2,000円の計3,000円でした。
燃えるゴミを捨てるのに専用のゴミ袋が必要なため、ゴミ袋代¥100も計算に入れておきましょう。
売店で売っています。
チェックアウトは14:00まで
17:00以降は車両移動禁止になります
入場へ
受付でサイト案内マップをもらってチェックイン後、最初に通過するのは左手に見える管理棟です。
管理棟前(写真からハミ出た右側)に駐車スペースが4.5台ほどありました。
管理棟に用がある場合は、そこに停めるのが良さそうです。
チェックイン後すぐに用がない場合は、そのまま通り抜けてOKです。
砂利道をそのままゆっくり進めば、見えてくるのが赤い屋根で横上部が青い壁の売店・トイレです。
↓売店の看板後ろに見える赤い屋根の小屋は男子トイレです。
この建物の左手前で、砂利道は大きく二手に分かれており、
建物の右側(メイン通り)を行く方向と、建物の左側を行く方向に分かれます。
左側を行く方は、そのまま左に行きすぎるとゴミステーション(出口)に進んでしまいますので要注意です。
(ゴミステーションまででしたら、そこから戻ってこれます)
ゴミステーションと出口が、日によってはココではなくマップ上のHとKの間になっている場合があります。
当日、ご確認ください。
設営
場所選択
設営場所をどこにするか、悩みに悩みました。
場内をぐるりと3周はしたでしょうか。
砂利道が凸凹でかなり起伏があり、凹んでいる部分には泥水が溜まっている状態です。
なんとか周りに飛び散らないよう、かなりゆっくり進みながらも、場所探しに目はキョロキョロ。
壮大な富士山なのでケチらずにどこからでも見えるとはいえ、トイレの近くがいいかなとか、傾斜があまりないほうがいいかなとか、周りにテントがない方がいいかなとか、脳内で迷子状態。
そしてようやく決めた場所は、NのF寄り。
周りにテントが少なかったこと、地面が綺麗だったことが決め手となりました。
サーカスTCを設営
何とか大きな石を避けてペグを打ち、まずはサーカスTCを設営しました。
ペグを打ってすぐに気付いたことは、石が結構あるということ。
場所によっては、大きい石のせいで全くペグが入っていかないなんてことも。
これは、あるていど頑丈なペグが必須ですね。
今回はサーカスTCに付属していたペグと鍛造ペグを使用しました。
下の画像を見ると、石はなさそうに見えますが、
地面の中にゴロゴロと石が混じっています。
設営も終わり、さあ、これから物を幕内に運ぶぞ!と思ったところで、まずは最初の一杯。
乾杯!美味すぎる!
もっともっと飲みたいのはヤマヤマでしたが、あまり飲むと動きたくなくなってくるため、ここは我慢の時ということで、再び荷物運びを再開。
そして全て運んできたところで、再びチェアに座り、乾杯そしてボーっとタイム。
設営と荷物運びで汗をかいた後のお酒は格別!
幕内から目の前に広がるは、一面芝生の地面や木々と、そこから生えたように安定して建っている数々のテントたち。
残念ながら右奥に見えるはずの富士山は雲に隠れていましたが、それでも十分すぎるほどに気持ちがいいものです。
サーカスTCの2か所を全開放していたため、気持ちの良い風がそこから吹き抜けていきました。
「ふううううう」とため息をつけば、すぐさま風がそれらを運んで行き、
「きもちがいいなあ」と思えば、すぐさま風が更に気持ちよくなる空気をここに届けてくれました。
ムササビタープを設営
思ったよりいい天気だったため、前からやってみたかったムササビタープの下にインナーテントを置くスタイルをやってみようと思い、早速チャレンジ!
サーカスTCの目の前に設営しました。
ムササビタープは2回目の設営になりますが、この角度から見るとなかなか上手く張れたんじゃないかと自画自賛しています。笑
インナーテントは、テンマクデザインのモノポールインナーテントメッシュになります。
見る人が見ればすぐわかると思いますが、実はタープを表裏まちがえています。
この画像、Twitterに載せちゃったんだよなあと後悔。
前側メインポールの長さは2m70cm、後側ポールはアナログ式のため数値は分からずです。
インナーテントの高さより少し高くなるように目測で伸ばしました。
今度からメジャーを持っていくことにします
サーカスTCからムササビタープへ荷物を移動
当初は寝床としてサーカスTCを残したまま、とりあえずムササビタープを設営してみようと思っていました。
が、実際にタープを設営してみて、寝るのもこっちがいいなと気持ちが乗ってきたので、サーカスから荷物を全て引っ越しさせようと決意。
さっき一息ついたのもつかの間、またセカセカと動き出したわけですが、自分が楽しくてやっているので全く疲れません。
どういう配置にしようかなあと思いながら楽しく運んでいると、いきなり雨がポツポツと。
「先にサーカスを撤収させておけば濡れずにすんだなあ」という後悔と、初めてのタープ下キャンプへのワクワク感が入り混じった中、なんとか全ての荷物を引っ越し完了。
なんかこう、もっと一つ一つの道具をワイルドな物にしていきたいですが、現状はこんな感じです。
緊急の雨対策として、メッシュインナーテントにかぶせてみました。
かぶせたものは、グラバーのオールウェザーブランケット。
実際、かなりの雨に濡れて分かったことは、コレ一枚じゃ足りませんね。
2枚あれば、横や前方までカバーができて完璧だと思います。
これから夜になるにつれ、ますます強雨になることが予想できたので、少し濡れたサーカスTCを車内にしまうことにしました。
そしてタープ下でまた少しのんびりと、今度は小雨の中でのボーっとタイムです。
右奥に見えるはずの富士山、すぐにパッと雲間から現れてくれるわけもないのに、何度も何度も確認してしまいます。まるで山崎まさよしの大ヒット曲のように。
周りを見渡すと、小雨ですんでいるせいか、まだまだみんなの行動に余裕を感じます。
そんなことを思いながら、お酒飲みつつ、たまに足をのばしてみたり。
少し余裕が出てきたところで、トイレに行ったあと、散歩をしました。
砂利道ではなく、草の上を最短距離で歩いたら思った以上に足が濡れました。
小雨とはいえ葉っぱにたくさんの水滴がついていたんですね。
草原中央トイレと歯磨きをした水場
今回、私が使用したトイレは『草原中央トイレ』で、歯磨きをした場所はそのトイレの横にある水場でしました。
数年前に出来たばかりで、とてもキレイでしたよ。
トイレットペーパーも、確認したタイミングでは10個近く予備がありました。
火起こしから就寝まで
自分のホームに戻ってきた後、七輪を取り出して炭を入れ、火おこしスタート。
Twitterとか見ていると、皆さん美味しそうな料理の画像が多くて「キャンプ飯すげええ!!!」と、いつも驚いている私ですが、この日の夕飯も安定の焼くだけでした。
着火剤に火をつけ、炭を少しずらして乗っけ、底の横窓から火吹き棒で空気をなんとなく入れればご覧のとおり。
ここまでくれば、あとは炭の継ぎ足し継ぎ足しでいけますね。
ちょうど、雨がかなり強くなってきた頃でした。
火吹き棒を伸ばす瞬間と、フーフー吹いている時の自分を客観的に見てみたい。
少しドヤ感が出ているかもしれません。笑
雨対策をしていたり、お酒を飲みながら七輪で遊んでいたりしたら、辺りはいつの間にか真っ暗に。
注:このあたりから、酔いだしてきたからなのか、集中して取り組んでいるからなのか、だんだんと時間経過の感覚がマヒってきます。
ウインナーを一袋焼いた後、次はスパイスのほりにしを使って牛肉を焼いて食べました。
肉の焼き加減を確認するために重宝していたヘッドライトが壊れていてショックでしたが、結果的にウェルダンに目覚めそうな一夜になりました。
食べきった後、少ししたら雨とともに雷まで鳴るようになり、
キャンプ場のパトロールカーが場内を走りながら「危ないので車に避難してください」というアナウンスを放送。
カッパを着たまま、満腹感とお酒でウトウトとしてた私はハッと目が覚め、どしゃ降りの中なんとか車の中へ。
そして車内で雨の音と雷の音を聞きながら、いつの間にかまた寝ていました。
目が覚めると30分くらい経っていて、雷は消えており、ようやくまたタープ下の平和に生還。
残ったお酒を飲みほした後、いつの間にかまたウトウトしていたので、最後のツイートをした後にもう寝るかということで就寝。
22:00頃のことでした。
次の日の朝
4:55頃、ふと目が覚めると明るい。
そして静か。
そして前に見えるは富士山。
「え?富士山?」
「見えてるじゃん!!!」
ということで、パッと起きてすぐに写真をパチリ。
「こんなんじゃ足りねえ」ということで、タープから出て色々な場所で富士山を。
もう起きてる人がたくさんいました。
みんな同じ方向に向かって、写真を撮っていたり、眺めていたり、歯を磨きながら眺めていたり、トイレの行き帰りに歩きながら眺めていたり。
『早起きは三文の徳』という言葉を思い出しました。
太陽が少しずつ顔を出し始めるとともに感じるその偉大さ。
一気に明るくなり、あたたかくなり、一日がはじまります。
タープ下に戻った後、お湯を沸かし、コーヒーを飲みながら残った肉を焼いていきます。
なんとか映える写真を撮ろうと思って頑張ってみましたが、これが現在の限界のようです。
朝はカセットガスで男前グリルを使って肉を焼き、その後はみそ汁を飲みながらのボーっとタイム。
太陽の光を浴びながら、のばした足から吸い込まれるように富士山を眺め続けボーっとする時間はとても気持ちがいいものです。
ふもとっぱらキャンプ場はチェックアウトが14時と遅いため、しばらくの間ほんとうに時間が経つのを忘れて日向ぼっこしていられます。
十分満喫した後、場内を少し散歩して写真を色々撮ったりしました。
そして、コーラを買ってタープ下に戻り、ぼちぼちと撤収開始です。
太陽が出てからすぐに干し始めたサーカスTCも完全に乾ききり大満足。
もう完全に撤収間近なところで、最後のボーっとタイム。
この頃には、もうとっくに富士山は雲に隠れて見えなくなっていました。
雲の向こう側を思い出したり、現在の光景を見ながらボーっとしたり。
たまにコーラによるゲップ
荷物とゴミを全て車に乗せた後、ゴミステーションへ。
燃えるゴミは、ふもとっぱら専用のゴミ袋に入れて捨てます(売店:¥100で売っています)
不燃物である、焼き網やペグや電池は捨てることができません、持ち帰りになります
捨て終わった後、そのまま道順どおり車を進めれば出口です。
最後に
ふもっとっぱらキャンプ場の標高は830m
気温は終始30度を超えなかったと思います。(気温測定するの忘れてました。汗)
深夜は半袖だと寒いくらいでした。
設営時に汗はかいたものの、普段よりは涼しく、気温的には過ごしやすいキャンプになったと思います。
晴れのなか到着し、曇りにかわり、そして雨、少ししたら大雨、ついには雷。
次の日になってすがすがしい快晴。
たった1泊でしたが、天気がコロコロ変わり、色々なふもとっぱらを味わうことができました。
(雷や強風の時は要注意です)
広い草原サイトは、今回くらいのほどよい混み具合だと開放感があって気持ちがいいですね。
何回来ても楽しいキャンプ場だと思います。
また行きたい!
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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