落とし物をした人に声をかけて気づかせてあげたり、拾って渡してあげるのってちょっとした勇気が必要になりませんか?
どっちにしても声をかけないといけないわけです。
まごまごしてたら、あっという間に落とした本人はいなくなります。
ほんの数秒の間に勇気を出せるかどうか。
自分の経験から結論を言いますと、100パーセント「声をかけて良かった!」と思います。
声をかけて、気づいてもらって、そしたら「ありがとう」的な反応をだいたいの人は見せてくれます。
ほんの少しの勇気を出してこれほど後からすがすがしい気持ちになれるなんて、「コスパ良すぎ!」くらいに感じる事も。笑
まあ、中にはあまり感謝の気持ちが態度に出ないような人もいるかもしれませんが、それはそういう人だって事で割り切れます。
だって、そうじゃないですか?
わざと落とした以外、落とし物に気づかせてくれた人に感謝しかなくないですか?
今月、すでに2回も落とし物をした人を目撃しています。
1回目は、私がジョギング中、車道を挟んだ隣の歩道を自転車で通り過ぎた男性がポケットから白いマスクを落とした時です。
3秒くらいまごまごしてしまいましたが、そのあと「落としましたよ!!!」と大声で呼びました。
2回呼びましたが、残念ながら時すでに遅し、声は届かず自転車でそのまま行ってしまい、マスクだけその場に置いてけぼりに。
2回目は、コンビニでレジ待ち中に、高齢のおじいさんがお釣りを落として私の前を通り過ぎた時です。
1.5秒くらいまごまごしてしまいましたが、すぐ「落としましたよ!」とおじいさんの背中に向けて呼びました。
マスクのせいで声がこもってたからなのか、それとも単純に声が小さかったからなのか、私の声に気づくことなくそのままコンビニを出て行ってしまったおじいさん。
私は慌ててお金を拾い、おじいさんを追いかけてもう一度声をかけ、お金を渡しました。
ぼんやりと振り向いたおじいさんは「お、おう」みたいな反応でしたが、少し嬉しそうにしてたようにも見えたので良かったです。
今回はお金だから拾いましたが、これがマスクとかハンカチとかになると、はたして他人の私が拾って触っていいものか悩みます。
そういう時は拾わずに声をかけて気づかせてあげるくらいにしようと思っているのですが、いかんせん今月2回とも結果的に声が届いてないんですよね。
自分では大きい声を出しているつもりなんですが、まだボリュームが足りてない様子。
どうやら、声をかける勇気の次は、大声を出す勇気が必要なようです。
当たり前の行為かもしれませんが、今月改めて感じた次第であります。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。