こんにちは、石崎です。
2019年の8月、茨城県の成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場に行った時の話です。
経験談
その日は朝から気温がとても高く、晴れすぎた日でした。
少し出遅れてキャンプ場に着いたため、日陰になっている良い場所はすでに埋まっていました。
しかたなく、日ざし直撃の芝生フリーサイトで設営をしたのですが、テントとタープを建て終わる頃にはTシャツもハーフパンツも汗でびっしょり。
まあでも、設営をしてしまえば後はこっちのもの。
「暑い、暑い」言いながらも、近場で買っておいた弁当を昼食として食べながら飲むビールは格別に美味しいわけです。
暑すぎることの唯一の利点は、ビールが美味しいことかもしれません。
少ししてから、おやつとしてカップアイスを購入。
買って、テントのチェアに戻った頃には、だいぶアイスの外側は溶け始めていました。
溶けたカップアイス外側を容器にそってグルグルとスプーンで攻めて食べ終わった後、焚き火を開始。
どんなに暑くても焚き火は、やりたい。
ただ、やっぱり暑い。笑
グダグダと追加でビールを飲んだり、焚き火で一人遊びをした後、気づいたらもう夕飯にしてもいい時間帯です。
「昼よりは暑さマシになったかな、うんうん」とポジティブに受け取りながら夕飯を食べた後、22時すぎにテントで就寝。
本当の暑さ地獄はここからが本番でした。
テント内が暑すぎたので、インナーテント内に扇風機を入れて、回しっぱなしにして寝始めたわけですが、深夜3時半すぎにまさかのポータブル電源の電池切れ。
電池切れの時に鳴ったポータブル電源からのビービー音で目が覚めてから、まさかそこから寝れなくなるとは思いませんでした。
横になってなんとか寝ようとするも、暑くて暑くて。
子供の頃、寝る時に暑くて背中がかゆくなってたことを思い出しました。
なんであの頃あんなに暑かったんだろう。クーラーがあったはずなのに。
話が脱線したので元に戻しますが、記憶としてあるのは、朝方に一瞬だけ眠れたような気がしたということだけです。
目覚めた後、もう寝るのは諦めて早朝から活動を始めました。
暑さ対策
標高が高いキャンプ場を選ぶ
できれば800メートル、欲を言えば1000メートルをこえると、だいぶ過ごしやすくなります。
標高が100メートル高くなると、気温は0.6度下がるそうです。
800メートルも高くなれば、約5度ちかく涼しくなります。
標高が高くなると蚊が減るという利点もあります
注意点として、特に朝と夜ですが、寒いくらいに感じることもあるかもしれません。
日かげにテントを設営する
日向は暑く、日陰は涼しく感じますが、気温はほぼ同じということをご存じですか?
涼しさを感じる理由の1つは、日向と日陰の路面温度の差にあり、炎天下では20度くらい違うこともあるそうです。
長時間日向にいると受熱量が増えて体温が上がり、熱中症になる可能性が高まるので気をつけてください。
警視庁警備補災害対策課-Twitterより
芝生のフリーサイトでキャンプをする場合、なるべく木の陰になるような場所を選ぶことをオススメします。
日陰がたくさん出来やすい林間サイトを選ぶのも良いですよね。
扇風機やサーキュレーターを回せる環境を作る
ポータブル電源を用意する
私のように夜中に電池切れするようだと大変なので、最低でも1日は持つくらいの容量があるといいですね。
電源付きサイトを選択する
サイト料金は高くなりますが、これだと電池容量も気にせずにすみますし、間違いありません。
延長コードを持参すると置き場所に幅が広がります。
反省&最後に
私が選んだキャンプ場は、標高が約30~40メートル。
そして芝生のフリーサイトで日向に設営し、扇風機は夜中に止まってしまいました。
真夏に楽しむキャンプとして、対策が全然できていませんでした。
そしてその日は猛暑の真夏日。
暑すぎるわけです。
ソロキャンプなら「次からこうしよう!」と思うだけですみますが、家族キャンプやグループキャンプの場合、下手したら「もう二度とキャンプはやりたくない!」と言われてしまうかもしれません。
なにより、健康面で熱中症などの危険性があります。
これからも、その時々の季節や天候に対応したキャンプを楽しんでいきたいものです。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。