こんにちは、石崎です。
2022年11月。
今回は浩庵テント村でソログルキャンプ(ソロ×3)を1泊2日で満喫してきました。
私の他に、このブログではお馴染みの先輩(登場3回目)と、その先輩の友人(初対面)がメンバーです。
1回目【群馬県】休暇村 嬬恋鹿沢キャンプ場の自然感にいいね!【グループキャンプ記】
2回目【静岡県】今年2回目のふもとっぱらキャンプ場【ソログルキャンプ記】
元々は先輩と先輩友人2人だけのソログルでしたが、急遽私が加わった形になりました。
このブログでは初めてのキャンプ場なので、キャンプ場の紹介も含めて書いていこうと思います。
1日目
受付
現地集合ということでいきなり受付に向かったわけですが、受付は浩庵キャンプ場の人たちと同じセントラルロッヂという場所。
受付時間指定が30分ごとにあったので、そこまでは混まないかなとも思ったのですが、なんせ浩庵キャンプ場は大人気のキャンプ場。
現地到着するまでドキドキ。
8:30~9:00の受付予約をしていましたが、到着したのは8:40。
3人だけ外で待ってる人がいました。
私も後ろに並ぶとすぐにスタッフの人が来たので、「テント村で8:30予約、そして名前」を伝えると、「建物内に入ったらテント村で○○番と伝えてくれ」と言われました。
数分でしょうか、待っていたら中から受付を終えた先輩が出てきて、
「おー!石崎くん!」と言い、先輩友人に向かって指をさしながら「これ、石崎君!」と荒い紹介。
待ち人などがいる中、大きめの声で言われたので少し恥ずかしさもありつつ、「初めまして、よろしくお願いします」と先輩友人に挨拶。
「じゃ、先に行ってるから、着いたら教えて!」と言いながら車で去っていった先輩たち。
薪が入り口に置いてありますが、中で受付をする時に欲しい薪の種類と購入数を伝え、最後出ていく時に持っていくシステムです
そのあとすぐ、中からさっきのスタッフとは違う人に呼ばれて中に案内されると、そこはまるでオシャレな面接会場。
小さいテーブルに椅子が2つあり、向かい合って座って受付をするシステムで、そういうテーブルとイスのセットが横一列に4組くらい並んでいました。
最初のスタッフの人に伝えるよう言われた「テント村で○○番」と伝え、そして自分の名前を伝えると、今回の予約内容の確認が始まり、最後にキャンプ場の案内を。
予約時に決めたテントやタープを張る数は、ここの最終確認で変更できます
キャンプ(テント持ち込み)料金
大人(中学生以上) | 1人1泊 | 600円 |
小人(小学生) | 1人1泊 | 300円 |
テント設営料 | 1張1泊 | 1,000円 |
タープ設営料 | 1張1泊 | 500円 |
駐車場 | 1台1泊 | 1,000円 |
キャンピングカー | 1台1泊 | 2,000円 |
バイク | 1台1泊 | 600円 |
今回、私は1泊利用・テントのみ設営で2600円でした
タープも設営となると+500円になります
受付所には、ゆるキャン△や浩庵キャンプ場等のグッズも色々と売られており、購入することができます。
キャンプ場に到着
受付から3.6キロ離れた所にあり、『いこいの森キャンプ場』を越えてすぐの砂利の広場が見える所ですと案内されました。
実際、車を走らせてみて気づいたことは、道が結構狭くてクネクネしてるということ。
湖に沿って走っていくので景色がとても素晴らしいですが、見とれてる場合ではありません。笑
途中、右側の看板に浩庵と見えた気がして通り過ぎたかと思いましたが、どうやら違ったよう。
その後、不安になりながらも走っていると『いこいの森キャンプ場』が見えてきてホッと一安心。
案内通り、そこを越えるとすぐに砂利の広場が見えてきます。
到着です。
砂利の駐車場は結構広く、10台は停められそうです。(画像を撮るの忘れました)
この看板の横が鎖でふさがれているので、右側から鎖を外し、車を場内に入れ、そしてまた鎖で封鎖します。
「着いたら教えて!」と言われてたものの、「自力で見つけてやるぜ!」と変な冒険心?が出てしまい、とりあえず車をドンドンと奥へ。
ある程度奥に行ったところで、『ここから山道』みたいな看板があり、この奥は違うよなと思いつつ少し進むとどうやら車は行き止まり。
この後、Uターンして右に曲がってみましたが、またしても本来の道ではないのか、狭い道に入って急な坂を下りてしまい、迷子状態。
観念して先輩に電話しようとスマホを見ると、電波ゼロ。
このキャンプ場、奥に入ると電波が入りません。(ドコモは入りませんでした)
これを良く受け取るかどうかは人それぞれだと思います。
とりあえず入口に戻ろうと思い、落ち葉で滑る急な坂を何とか上って元の道に戻り、入口に到着。
入口では電波が1つだけ入る状態でした。
悔しいですが先輩に迎えに来てもらい、どこにいるか教えてもらった後、なんとか皆と合流。
設営
キャンプ地決定
風はほぼ無し。
入口近くの車道付近に設営。
何でここにしたかと言いますと、3人ともスマホの電波が入らないのは嫌だと意見が一致したからです。
この場所でなんとか電波が1つ入る状態でした(ドコモ)
せっかく雰囲気がいい林間でもったいないので、なるべく車道側を見なくてすむ方向に設営を。
先輩と先輩友人はパップテントで設営場所に困りませんでしたが、私のサーカスTCはこういう林間だと少しデカいですね。
どこでもいいという訳にはいきません。
場所を決めた後、地面を靴で掘ってみると、たくさんの砂利が。
そして木の根っこもありそう。
実際にペグを打ってみると、確かになかなか刺さっていかない場所があり、苦労しました。
鍛造ペグなどの硬いペグの方が良いかと思います。
長さは30cmあれば十分すぎると感じました。
設営場所の注意点
受付から湖沿いに走り進むと浩庵テント村に到着しますが、そこからさらに数メートル進むと、画像のような場所があります。
真ん中に道がありますが、この道がテント村と本栖湖山荘の境目になっています。
つまり、この道から左側(山荘側)は、テント設営禁止区域となります。
設営した場合、スタッフの人に発見され次第違う場所に移動することになります。
場内を散歩
先輩たちの準備が終わるまで、少し場内を散歩。
紅葉が綺麗で、落ち葉のじゅうたんがフカフカでした。
売店
この日は15時から売店が開くとのことでした。
15時過ぎに行ってみたらスタッフが1人、品物は薪など、キャンプ場の売店でよく売られている物が置いてありました。
ちなみに、この画像の右側に自動販売機があります。
トイレ
男子トイレですが、キレイに管理されていてとても良い印象。
和式が2、洋式が2と、洋式派も安心のトイレです。
ただ、入り口の扉のノブがグルっと回して開けるタイプで、できれば手のひらで触らなくてもキッチリと閉まるタイプの方が良いのではと思いました。
炊事場
トイレの隣手前に炊事場があります。
お湯は出ません、水だけです。
「飲用水としてご利用いただけます」と丁寧に表記されているのは親切だと思います。
満喫タイム
乾杯
受付でタンブラーを購入したので、さっそくそれを使用して乾杯!
いつも使用しているスタンレーの物より小さいので、最初は少し使いにくいかなと想像。
しかし、実際に1日使ってみると慣れるもので、このサイズ気に入りました。
自分のさじ加減ですが、あんまり考えなくても割る量がちょうどよくいってGOOD。
ゆるキャン△が描かれており、私には可愛すぎるタンブラーです。
(シルバー・ブルー・ピンクとあり、シルバーは売り切れてました)
ちなみにですが、先輩と先輩友人はお酒を飲まず、私だけお酒での乾杯。
焚き火~夕飯
松ぼっくりがそこら中に落ちていたので、針葉樹を燃やしつつ松ぼっくりを投入。
落ちている枝も燃える燃える。
いい燃料です。
そんな感じで楽しみながら焚き火をスタートし、火が安定してきたところで大きい広葉樹を投入。
昼過ぎでお腹空いたのでウインナーを食べつつ、焚き火。
灰が舞うのを覚悟で思い切り火吹き棒でフーフーすると、ボワッと火があがって楽しい。
薪の位置を変え、よりよく燃える場所を探したりして、少しいじりすぎなくらいで楽しむ。
そんなこんなで、だいぶ暖まってきたところで、このあと座ったままの寝落ち。
夜の時間へ
起きてから、少し弱ってた焚き火を復活させたりして楽しんでいたら、だいぶ暗くなってきていました。
私がオイルランタンに火をつけた時、それは夜の部開始の合図です(知らんがな)
客観的に自分の居場所を撮影。
焚き火台の奥にあるオイルランタンが思ったより明るく見えます。
邪魔にならない明るさと言いますか、暖かい明るさです。
ソロ×3のソログル風景。
今回のキャンプで一番映えてる写真がコレ↑じゃないかと思っています。
どうですか?(笑)
一番右が私、真ん中が先輩、一番左が先輩友人です。
2つのパップテントがかっこいいな。
ランタンの灯が絵になっていますよね。
夕飯
なぜかこの日は無性に『こてっちゃん』が食べたくなり、辛口のものを購入。
ノーマルのやつが恋しくなりました。
おでん2袋分を一気に開封。
出来合いの物を温めるだけという楽をしていたら、先輩から美味しそうなおすそ分けが。
トマト鍋をいただきました。
先輩いわく、「トマトの味があまりしない」
実際にいただいてみると、トマトの味以上にチーズの味が強く出ていて、聞いてみると相当なチーズを入れたとのこと。
前回の生姜焼きもそうでしたが、「先輩の料理は豚肉がやけに美味いんだよな」と心の中で独り言。
美味しかったです。
まったりタイム~就寝
夕飯も食べ、お酒も進み、あとは寝るまで焚き火タイム。
たまに先輩や先輩友人のところに行って少し話してみたり。
ミニマライトというLEDランタンを初めて使ってみました。
4種類の明るさを撮りましたが、画像を見ると違いがよくわからない。笑
この明るさならインナーテント内に吊るしての利用も普通にできますね。
懐中電灯みたいにも使えるので、夜中トイレに行く時にも良いかもです。
何よりこのコンパクトさが気に入りました。
寒さで耐えられなくなった時、3人が休めるように休憩所的な感じでテントを設営しましたが、この日は幕内温度が11度。
厚着をしていれば全然寒くなく、先輩たちもキチンと防寒対策をしていたので、ストーブとこの場を利用することはありませんでした。
ちょっと寂しかったかな。笑
どのくらいの時間、まったりと焚き火を楽しんでいたでしょうか。
時間は22時前。
気づけば先輩はすでに寝袋の中。
先輩友人はもう少しで寝るとのこと。
私ももう少ししたら寝袋に入ろうかなと思いつつ、もう少し焚き火を楽しむか!なんて思っていたら座ったまま寝落ち。
起きたら時間はすでに0時すぎ。
トイレに行った後、寝袋を取り出し、枕も取り出そうと思ったその時、
「このままでもいい高さだし、収納袋に入れたままこれで寝てみるか!」
と、謎のアイデアを思いつき、就寝。
2日目
起床
睡眠中、テント外がザザーと鳴ったかと思えば、ポツポツポツとテントに当たる音。
もう雨降ってきたのかと思って寝ていましたが、起きてみるとザザーは風で林が揺れる音。
ポツポツポツはテントに落ち葉が当たる音でした。
あれっ、なんか首の後ろが痛い。枕か。
さっそく焚き火をはじめ、暖を取りつつボーっとしていると、先輩たちはすでに調理中。
私より1時間くらい前には起きていたそう。
私は何もやる気が出ず、ひたすら焚き火を眺めながら、ただただ時間が過ぎていく。
あっという間に辺りが明るくなり、道路側に見える本栖湖も見えてきました。
前日は霧が凄くて富士山どころかほとんどが見えない状態でした。
今日は帰り際に見れるかなとワクワク。
ちなみにこのテント村からは富士山は見えません。
朝ごはんに、カップヌードルのトムヤムクン味を食べた後の光景。
先輩たちは小物関係の撤収を始めてました。
私は食べたばかりでもうちょい焚き火を眺めていたい。
けどここはチェックアウト時間が10時までと早くてちょっと焦る。
撤収
撤収して最後にするのはいつもゴミの処理。
このキャンプ場はゴミ捨て場がありません。灰捨て場もありません
各自で持ち帰りとなります
たまにこういうキャンプ場もあるので、灰や小さい薪・炭を入れる為の火消し缶はあった方が良いと思います。
テントから少しだけ離れた所に停めた車まで荷物を運び入れ、無事に撤収が完了。
先輩と先輩友人に「またやりましょう!」と挨拶をし、3人とも焚き火臭さが完成したところで今回のソログルキャンプの終わりとなりました。
そしてこのキャンプ記の終わりとなります。
良い意味でも悪い意味でも『自然の中にほったらかし感』があるので、最近の高規格キャンプ場に慣れている人だと少し違和感があるかもしれません。
私は少し違和感がありました。
林間の雰囲気はとても良かったですよ。
おそらく、慣れた2回目以降のがより良いキャンプが出来そうな気がします。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
木に色のついたテープで目印されているとのことでしたが、正直分かりにくいと思いました。
特に初めての人はサイト全体がどのくらいの規模か分かっていないので分かりにくいと思います。