どんなに知らない土地だとしても、テントやタープを設営して自分の座る場所さえ作ってしまえば、そこはあっという間にホーム感たっぷりの自分の居場所となる。
そこからさらに、自分が選んだ、自分の好きなギアを広げていけば、そこはもう圧倒的ホーム感。
周りに他人のテントがあろうが関係ない。
さあ、なにをしよう。
何をしたっていいよね。
自分がしたいことを、自分で考えて行動するのだ。
時間をどう使うか。
どう使ったっていい。
その時、そこにいる人間が決めればいい。
ただ、外でのことだから、天候の変化や環境の変化には敏感でいたい。
いざという時は撤収や避難も頭に入れておく。
これはソロキャンプでの話だけど、
よく、「ソロキャンプって寂しくないの?」と聞かれることがある。
確かに1人でいることだけれど、精神的には家の自室以上ともいえるくらいのホーム感。
人がたくさんいたとしても、アウェイ感たっぷりな場所の「寂しさ」よりは寂しくない。
そもそも、家の自室は基本1人だし、それを「寂しくない?」とは言わないよね。
そうか、キャンプって家に帰ることと同じなんだな。
ということは、キャンプから帰ってきたばかりなのにすぐにまたキャンプへ行きたくなるのは「ホームシック」ってことなのか。
ああ、早く、外で自分の居場所を作りに行きたい。